みなさん、こんにちは。
いやあ、そうだったんだ。
木曜日の天気が悪いのは、
イシイの知り合いのせいだったんですね。
そんな中、行ってきました磐梯山。
ホントは鳥海山の予定だったんですが、
あっちは午前中から雨の予報。
こっちは午後から、
ということで、降りだす前に登ればいいじゃん、
とやってきました。
今回は裏磐梯から火口コースで行きます。
もくもくと噴煙があがっております。
どうか、いま噴火しませんように。
火野正平師匠ばりに
ぜいぜいヒーヒーいいながら火口壁を登って稜線に。
いいですねぇ。
もう大好物の風景。
青空じゃなくったって、
ガスっていたってへっちゃらだい。
あそこから登ってきたんですね。
で、このあとにコイツが。
岩の下のところに黒いのがいるのがわかりますか?
ラブじゃないですよ。
バニでもないです。
そう、くまさん。
もうカワイイったらありゃしない。
っていうか、この脇の道をワタシは歩いてきたんですね。
で、岩の向こうは絶壁なんですよ。
てなことはですね、みなさん。
ワタシが歩いてたときは、
このくまちゃんは横のヤブの中にいたんですよ。
でもお利口なんで、
ワタシが通り過ぎるのを待って出てきた、と。
距離にして200~300mくらいなんですが、
かなりデカかったんです。
そして動きが速い。
ヒグマには勝てる気はしないが、
ツキノワだったらなんとか、
と思っているアナタ。
こぐま以外には無理です。
絶対に勝てない。
でも、クマってカッコよかったです。
なんかステキ。
コワいけど。
ちょうど前日に黒部の猟師の話を読んでたんだよね。
クマは鼻も犬並みかそれ以上にいいんですと。
だから撃つときは風下からじゃないとダメだそうです。
なんやかんなで頂上に。
このおじさんたちは高校の同級生。
東京オリンピックの年に卒業。
ことしで70歳。
で、古稀の記念に同級会をやったんですと。
赤い服のおじさんは、
そのために広島から参加。
そして、ひさびさの磐梯山登山。
すごくステキで愉快なひとたちでした。
オレも70になっても山に行ってたいな。
カップヌードル食べて、
コーヒー飲んでたらガスが出てきました。
雨もポツポツ。
で、とっとこ下山開始。
いちばん短時間で登れる八方台コースからの、
ひとがポツポツ登ってきます。
いちおうクマのことを話し、
ワタシもひとの気配がないところでは笛など吹きつつ、
降りてきました。
この見晴らしのいいところまできたら、
下から大騒ぎする声が。
アホな中学生の集団か?
と思ったら、ホントに地元の中学生。
100人くらい。
天気もいまいちで、イヤになってる子多数。
引率の先生もたいへんだな。
でも、これでクマも退散することでしょう。
銅沼まで下りて来ました。
中学生たちのあとは誰にもあわず。
いちおう、笛はタマに吹きつつ。
あ、タマとクマってそっくりじゃん。
磐梯山は新潟からだと2時間で来れるんで、
なかなかよし。
ホントは雪があるときにも来たかったんです。
今度は新雪のころがいいな。
で、その前日に読んでたのがコレ。
右下の"黒部の山人"。
名著の誉れ高い"黒部の山賊"の兄弟みたいな本です。
戦中から昭和30~40年代の、
北アルプスがどんなだったのかを描いたもの。
写真集もすごくいいんですね。
信じられない話もたくさん。
昭和の日本は、なかなかおもしろかった。
山好きなひとには3冊ともにおすすめです。
ぜひ。
タナベ
けさのおさんぽ
みなさん、こんにちわん。
きのうはおにぃといいかげんなさんぽでした。
だからきょうはいっぱいあそびます。
風がキモチいいし。
やっぱ、とーちゃんじゃないとダメだね。
すずしいから、さいこうでした。
ぢゃあ、みなさんまたね。
タナベ マロ