みなさん、こんにちは。カタギリです。
ようやく、アギーレの日本代表監督就任が正式に発表されましたね。
といってもまだ監督が決まって、親善試合の相手が決まった、くらいのものなので、まだ語るべきほどのこともないわけですが。
大事なのは4年後。
ロシアでどのような結果を残せるのか。
そもそもロシアに行けるのか。
とりあえずコンフェデには出場してもらいたい。
それ以前に、本田や香川は代表はとりあえずいいから、クラブに集中してもらいたい。
というか、本田香川だけでなく、みんな代表はいいからクラブで頑張れ。
今回のW杯で痛感したのは、“所属クラブの格”なんてものはどうでもよくて、大事なのはコンディションとパフォーマンス、それに尽きる。ということ。
コートジボワール戦で2アシスト決められちゃったオーリエはフランス・リーグのトゥールーズ所属です。
…あぁ~また敗戦の記憶が甦る…
つまりなにが言いたいのか、というと…
みんな頑張れ。
ってことです。
さてさて、タイトルにもあるとおり、今日はたまに開催する「カタギリのブック&CDレビュー」をお送りしたいと思います。
ネタがないから素晴らしい本と音楽に触れることができたので、ご紹介せずにはいられません。
まずは…音楽からいきましょうか。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
全部ブラジルものです。
先月、ユニバーサル・ミュージックが「ブラジル1000 ベスト・コレクション」と銘打って、ブラジルのボサノバの名盤・レア盤を税抜き1000円でリリースしまして。
その中の3枚です。
つまり全部1000円。
W杯開催でも記念したんでしょうかね?
そのへんはよくわかりませんが、とにかくこのラインナップが凄くてですね。
手当たり次第に買いまくりたくなってしまうわけなんですが。
なかなかそうもいかない。
そんなわけで1枚ずつご紹介しましょう。
ジョイス「フェミーナ」
ジョイス姐さんの最高傑作だと私は思っています。
夏の暑さすら楽しくなってきそうな、軽やかな音楽でございます。
次もおなじくジョイス姐さん。
ジョイス「水と光(Agua e Luz)」
さきほどの「フェミーナ」と比べると、全体的にやや穏やかなアルバムだと思います。
ドラム、というか、パーカッションがとても良いですね。
最近、私の朝はとても早いのですが、ぼんやりと明るい静かな朝に小さな音でこのアルバムをかけると、なんだかとても良い朝に思えます。
…まぁ結局、聴きながらソファーで二度寝するんですけど。
これはもう有名すぎてあれですが、なかなか買うタイミングがなかったので、ようやく買いました。
ジョアン・ジルベルト「3月の水」
通称ホワイト・アルバム。
73年の録音…だったと思います。
全編、ギターとドラムと声のみ。
シンプルでとても良い。
当時の奥さんのミウシャとのデュエット「イザウラ」です。
良いわぁ。
サッカー・ブラジル代表は結局メタメタになってW杯を終えましたが、大丈夫。
ブラジルにはこんなに素晴らしい音楽があるじゃないか!
というわけで、随分シロウトくさいチョイスではありますが、「ブラジル1000 ベスト・コレクション」からご紹介しました。
今年の夏はこいつらを盤がすり減るほど聴くことにしましょう。
あ、ユニバーサル・ミュージックのHPから、「ブラジル1000 ベスト・コレクション」の商品ラインナップが見れますから、ぜひ見てみてください。
ウズウズしてきますから。
というわけで、つづきましては本のご紹介。
まずは…いきなりですがこれからいきましょう。
吉崎エイジーニョ 『メッシと滅私 「個」か「組織」か?』 集英社新書
大好きなエイジーニョ先生の著作でございます。
メッシと滅私はダジャレです。
本編にメッシがほとんど登場しません。
サッカーにおける「強さ」とは?「責任」とは?
なぜ歴代優勝国には男女共に(なでしこを除いて)キリスト教を信仰する国々が名を連ねてきたのか?
そういうあたりを比較文化論的に考察した1冊です。
目次チラ見せ。
とっても勉強になりました。
「ナンバー」のエイジーニョさんの連載も好きだったんだけどなぁ。
また書いてくれないかなぁ。
次。
アーネスト・ヘミングウェイ著 柴田元幸訳 「in our time」 ヴィレッジブックス
ヘミングウェイの“超”短編集です。
1925年だかにパリで、本文わずか30ページ、部数170部限定、で出版されたそうです。
少なっ(ページ数も部数も)!
ヘミングウェイの文体で、しかも30ページですから、それはもうおそろしくシンプル。
ただ、柴田元幸さんの訳が相変わらず素晴らしいです。
土埃の臭いすら感じられます。
なにより装丁が格好良くて、最高ですね。
本気で読めば、あっという間に終わってしまうんですが、これはチビチビ読みたい。
ということで、少~しずつ読んでます。
行きつ戻りつ。
そのうち、そんな自分にイライラして一気に読むんでしょうけどね(笑)
最後。
「疾駆 chic」 生活文化誌
ハードカバーですが、いちおう雑誌です。
以下、HPから抜粋させていただきます。
「疾駆/chic」は、私たちの時代の豊かさの意味を、 きちんと考える場を作りたいという想いから刊行されます。 現代の私たちの生活は、実に様々なものによって彩られ、 そのひとつひとつがあらゆる方法で関係を結んでいます。 生きていくために無くてならないものから、どこか遠くの世界のことまで、 欲しいと思う情報はすべて得ることができ、また、それらに関わることも可能です。 「疾駆/chic」は、そうした現代の生活に含まれる様々なものの関係性を紐解き、 物事が持つ無数の魅力を明らかにしていきながら、豊かさの意味を検証し、拡大していきます。 毎号の特集や連載、コラムでは、現代の衣食住の姿を全般的に取り上げ、 それらをより豊かな方向へ導こうとしたり、 新しい可能性を探ろうとしている人々や地域に着目し、 取材や誌面作りを協力して行うことを通じて、 日々の暮らしに対する新たな視線の在り様を提案していきます。 取材には、写真家や画家、小説家が同行。現地で制作された作品が誌面を彩ります。 また、これまでにない雑誌の在り方を探るべく、ハードカバーの装丁に、本文には、タブロイド紙を用います。 書物作りの可能性にも挑戦しながら、より永く読み継ぐことができる雑誌を制作していきます。 創刊号では、日本最東端の地・根室を特集。 1万年前から変わることのない自然環境を土台に、 現代の様々な要素を取り入れながら新しい生活の姿を生み出そうとする動きを取材しました。 特集と連動した連載記事を通して、多角的に取材地の魅力を紹介します。 その他、暮らしを彩る服飾や花の魅力を紹介する連載等、多数の記事を掲載します。
…長い(笑)けど、内容はそういうことです。
創刊号のテーマが「根室」ですよ?
その心意気たるや。
内容も素晴らしかったです。
記事も文章も写真も良く。
なかなかに感じの良い雑誌でした。
装丁とかデザインも独特で…
表紙に乗っかってた歪な形の写真が、そのまましおりに…
私は使ってましたけど、“しおり”として使うのが正解なんですよね…?
まぁ本当の意図はわかりませんが、しおりとして使えるようになってます。
ちょうど1、2日前くらいに2号目が出たみたいです。
さっそく今朝、萬松堂(新潟古町の書店)で注文お願いしてきました。
というのも、なかなか置いてある書店が少なくて、というか新潟の街ナカにそもそも書店が少なくて、手に入れづらいんですね。
萬松堂さん、ご連絡お待ちしております。
そんなわけで以上、カタギリのブック&CDレビューでした。
いや、“レビュー”ではないですね。単にご紹介ですね。
CDは1000円。
本はどれも薄め。
今回はたまたまそんな感じになりました。
興味がある方はぜひ、チェックしてみてください。
Amazonなら全部あるんじゃないかな(笑)?
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ
ようやく、アギーレの日本代表監督就任が正式に発表されましたね。
といってもまだ監督が決まって、親善試合の相手が決まった、くらいのものなので、まだ語るべきほどのこともないわけですが。
大事なのは4年後。
ロシアでどのような結果を残せるのか。
そもそもロシアに行けるのか。
とりあえずコンフェデには出場してもらいたい。
それ以前に、本田や香川は代表はとりあえずいいから、クラブに集中してもらいたい。
というか、本田香川だけでなく、みんな代表はいいからクラブで頑張れ。
今回のW杯で痛感したのは、“所属クラブの格”なんてものはどうでもよくて、大事なのはコンディションとパフォーマンス、それに尽きる。ということ。
コートジボワール戦で2アシスト決められちゃったオーリエはフランス・リーグのトゥールーズ所属です。
…あぁ~また敗戦の記憶が甦る…
つまりなにが言いたいのか、というと…
みんな頑張れ。
ってことです。
さてさて、タイトルにもあるとおり、今日はたまに開催する「カタギリのブック&CDレビュー」をお送りしたいと思います。
まずは…音楽からいきましょうか。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
全部ブラジルものです。
先月、ユニバーサル・ミュージックが「ブラジル1000 ベスト・コレクション」と銘打って、ブラジルのボサノバの名盤・レア盤を税抜き1000円でリリースしまして。
その中の3枚です。
つまり全部1000円。
W杯開催でも記念したんでしょうかね?
そのへんはよくわかりませんが、とにかくこのラインナップが凄くてですね。
手当たり次第に買いまくりたくなってしまうわけなんですが。
なかなかそうもいかない。
そんなわけで1枚ずつご紹介しましょう。
ジョイス「フェミーナ」
ジョイス姐さんの最高傑作だと私は思っています。
夏の暑さすら楽しくなってきそうな、軽やかな音楽でございます。
次もおなじくジョイス姐さん。
ジョイス「水と光(Agua e Luz)」
さきほどの「フェミーナ」と比べると、全体的にやや穏やかなアルバムだと思います。
ドラム、というか、パーカッションがとても良いですね。
最近、私の朝はとても早いのですが、ぼんやりと明るい静かな朝に小さな音でこのアルバムをかけると、なんだかとても良い朝に思えます。
…まぁ結局、聴きながらソファーで二度寝するんですけど。
これはもう有名すぎてあれですが、なかなか買うタイミングがなかったので、ようやく買いました。
ジョアン・ジルベルト「3月の水」
通称ホワイト・アルバム。
73年の録音…だったと思います。
全編、ギターとドラムと声のみ。
シンプルでとても良い。
当時の奥さんのミウシャとのデュエット「イザウラ」です。
良いわぁ。
サッカー・ブラジル代表は結局メタメタになってW杯を終えましたが、大丈夫。
ブラジルにはこんなに素晴らしい音楽があるじゃないか!
というわけで、随分シロウトくさいチョイスではありますが、「ブラジル1000 ベスト・コレクション」からご紹介しました。
今年の夏はこいつらを盤がすり減るほど聴くことにしましょう。
あ、ユニバーサル・ミュージックのHPから、「ブラジル1000 ベスト・コレクション」の商品ラインナップが見れますから、ぜひ見てみてください。
ウズウズしてきますから。
というわけで、つづきましては本のご紹介。
まずは…いきなりですがこれからいきましょう。
吉崎エイジーニョ 『メッシと滅私 「個」か「組織」か?』 集英社新書
大好きなエイジーニョ先生の著作でございます。
メッシと滅私はダジャレです。
本編にメッシがほとんど登場しません。
サッカーにおける「強さ」とは?「責任」とは?
なぜ歴代優勝国には男女共に(なでしこを除いて)キリスト教を信仰する国々が名を連ねてきたのか?
そういうあたりを比較文化論的に考察した1冊です。
目次チラ見せ。
とっても勉強になりました。
「ナンバー」のエイジーニョさんの連載も好きだったんだけどなぁ。
また書いてくれないかなぁ。
次。
アーネスト・ヘミングウェイ著 柴田元幸訳 「in our time」 ヴィレッジブックス
ヘミングウェイの“超”短編集です。
1925年だかにパリで、本文わずか30ページ、部数170部限定、で出版されたそうです。
少なっ(ページ数も部数も)!
ヘミングウェイの文体で、しかも30ページですから、それはもうおそろしくシンプル。
ただ、柴田元幸さんの訳が相変わらず素晴らしいです。
土埃の臭いすら感じられます。
なにより装丁が格好良くて、最高ですね。
本気で読めば、あっという間に終わってしまうんですが、これはチビチビ読みたい。
ということで、少~しずつ読んでます。
行きつ戻りつ。
そのうち、そんな自分にイライラして一気に読むんでしょうけどね(笑)
最後。
「疾駆 chic」 生活文化誌
ハードカバーですが、いちおう雑誌です。
以下、HPから抜粋させていただきます。
「疾駆/chic」は、私たちの時代の豊かさの意味を、 きちんと考える場を作りたいという想いから刊行されます。 現代の私たちの生活は、実に様々なものによって彩られ、 そのひとつひとつがあらゆる方法で関係を結んでいます。 生きていくために無くてならないものから、どこか遠くの世界のことまで、 欲しいと思う情報はすべて得ることができ、また、それらに関わることも可能です。 「疾駆/chic」は、そうした現代の生活に含まれる様々なものの関係性を紐解き、 物事が持つ無数の魅力を明らかにしていきながら、豊かさの意味を検証し、拡大していきます。 毎号の特集や連載、コラムでは、現代の衣食住の姿を全般的に取り上げ、 それらをより豊かな方向へ導こうとしたり、 新しい可能性を探ろうとしている人々や地域に着目し、 取材や誌面作りを協力して行うことを通じて、 日々の暮らしに対する新たな視線の在り様を提案していきます。 取材には、写真家や画家、小説家が同行。現地で制作された作品が誌面を彩ります。 また、これまでにない雑誌の在り方を探るべく、ハードカバーの装丁に、本文には、タブロイド紙を用います。 書物作りの可能性にも挑戦しながら、より永く読み継ぐことができる雑誌を制作していきます。 創刊号では、日本最東端の地・根室を特集。 1万年前から変わることのない自然環境を土台に、 現代の様々な要素を取り入れながら新しい生活の姿を生み出そうとする動きを取材しました。 特集と連動した連載記事を通して、多角的に取材地の魅力を紹介します。 その他、暮らしを彩る服飾や花の魅力を紹介する連載等、多数の記事を掲載します。
…長い(笑)けど、内容はそういうことです。
創刊号のテーマが「根室」ですよ?
その心意気たるや。
内容も素晴らしかったです。
記事も文章も写真も良く。
なかなかに感じの良い雑誌でした。
装丁とかデザインも独特で…
表紙に乗っかってた歪な形の写真が、そのまましおりに…
私は使ってましたけど、“しおり”として使うのが正解なんですよね…?
まぁ本当の意図はわかりませんが、しおりとして使えるようになってます。
ちょうど1、2日前くらいに2号目が出たみたいです。
さっそく今朝、萬松堂(新潟古町の書店)で注文お願いしてきました。
というのも、なかなか置いてある書店が少なくて、というか新潟の街ナカにそもそも書店が少なくて、手に入れづらいんですね。
萬松堂さん、ご連絡お待ちしております。
そんなわけで以上、カタギリのブック&CDレビューでした。
いや、“レビュー”ではないですね。単にご紹介ですね。
CDは1000円。
本はどれも薄め。
今回はたまたまそんな感じになりました。
興味がある方はぜひ、チェックしてみてください。
Amazonなら全部あるんじゃないかな(笑)?
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ