みなさん、こんにちは。
先週の山行のダメージも、やっと回復しました。
きょうはコバヤシよりも速く動けます。
ああ、気分いいな。
しかし長かった。
昨晩NHKで、
パタゴニアで行われた、
山岳マラソンのドキュメンタリーをやってました。
吹雪の岩山を含む、
140㎞のコースを夜を徹して走るもの。
それがねぇ、優勝したひとを含めて、
50前後のおっさんたちががんばってるんですよ。
日本人参加者で、2位入賞のひとも47歳。
最高齢59歳のアルゼンチンオヤヂも見事完走。
いやあ、ホントにすばらしい。
常念で風雨にやられてヘバってる場合じゃないな。
オレもがんばるぞ。
あさってくらいからランニング再開だな。
でも無理すると腰にくるからな。
しあさってくらいにしようかな。
もうちょい様子みたほうがいいもんな。
まぁ、ボチボチやりまっしょい。
てなわけで本日のご紹介は、
今季より展開となった、
とんでもないできばえのこのブランドの第一弾を。
ノーザンに新たなブランドが登場です。
その名も、
"TAKE & SONS"
パリでオートクチュールを経験し、
そこからやっぱり男の服を作りたい、
と日本に帰ってきたデザイナー山沢岳史。
いろいろなブランドの仕事をしながら、
今季、満を持して自身のブランドを立ち上げました。
山沢氏は以前にノーザンを訪れたことがあり、
ぜひ取り扱ってもらいたい、と思っていたそうで。
で、資料を送ってくださったのですが、
それを見たワタシもイシイも、
それから今は亡きカタギリも、
全員がピピピピッと来たんですね。
これはどげんかせんといかん、
と、展示会前に事務所を訪問。
その場で即決。
それが確か、ことしの3月。
で、ようやく届いた第一弾がコレ。
なんと生地がマッド・ダイ。
いわゆるひとつの泥染めなんです。
この生地については山沢氏のブログに丁寧な説明がありますので、
以下、コピペさせていただきます。
"泥染めは、奄美大島の大島紬が有名ですね。
その起源は1800年以前にさかのぼり、
日本において最も長い歴史と伝統を持つ織物の一つと言えます。
使用している生地は帆布と言われるものです。
帆布とは、綿を平織りにした厚手の布のことで
江戸時代に船の帆に使われたためにその名が付いたと言われています。
もちろん実際に帆に使うほどの極厚帆布ではなく、
11号帆布なので洋服に適した肉厚のものを使ってますので御安心を。
そして泥染めです。
泥と太陽の光という自然の力の染色は、
職人の手による手染めです。
手作業よる染めムラが味わい深く、
帆布の風合いと合わせて非常に男らしいラギットな表情が特徴です。
【注意点】
・インディゴデニムなどと同じように着込んでいくほどに、
長い時間をかけて色が変化していきます。
エイジングと言いますが、味わいとしてお楽しみ下さい。
・インディゴデニムなどと同じように汗や水分、
摩擦等により、色落ちしたり他の衣類やバックなどに
色移りする場合があります。
要はデニムと同じですね。
天然染料ならではの素材の迫力や雰囲気を感じていただければ、
と考えています。"
どうですか、そんな手間のかかった生地を、
とことん、
これでもか、ってかんじで、
もうとことんとんとん、
てなかんじで作り込んでおります。
このジャケットは工程が多すぎ、
日本国内の工場では生産不可能と断られたもの。
でも、手を抜きたくないというデザイナーは、
中国のRRLのものなどを手掛けるファクトリーを探し、
そのまんまのかたちで製品化することに成功しました。
この外側のパッチの部分は、
なんと手縫い。
ゲーム・ポケットのフラップ下には、
ジッパーも。
さらに内側もとんでもない。
ほれ。
ほれ。
もうねぇ、
やりたい限りのことを尽くしております。
コレ、ホントは店頭で、
ジャケット本体を見ながらいろいろ熱く語りたいんですよ。
しゃべりたいことテンコ盛り。
ここでいろいろ書くとたいへんなんで、
ぜひ山沢氏のブログをご覧ください。
ココです。
そして作り込みだけではなく、
パターンがすばらしいんですね。
だって、山沢氏の本職はパターンナー。
バランスのいい、
美しさと機能性を両立させたシルエットなんです。
洋服にうるさい、
ノーザンアイランダーのみなさん。
コレはちょっと、とんでもないですよ。
作った人間の、思いがあふれ出すようなジャケットです。
洋服って、本来こういうものだし、
洋服屋ってのもそうだと思います。
思いのないモノやショップが多すぎる気がするのは、
オレがオヤヂだからかなぁ。
でも、そんなもんはイヤなんだよね。
TAKE & SONS "MUD DYED HUNTING JACKET" ¥84,240
タナベ
けさのおさんぽ
みなさん、こんにちわん。
きょうはハルが、
いきなり、
おぼれました。
でも、ちゃんとおよいでます。
なんかヒラヒラしたぬのきれをおっかけて、
いきなりうみにはいっちゃったんだよ。
ブルブルして、
スナだらけになっちゃいました。
もう、おバカなんだから。
マロはほっといて、こんなかんじ。
ハルもこんなですが、
じぶんのヤツはすぐおいてくるの。
でも、とられないよ。
ぢゃあみなさん、またね。
こんしゅうもがんばってね。
タナベ マロ