みなさん、こんにちは。
ホント、梅雨みたいな日々が続いております。
そんな中、ワタシはテント担いで山に行き、
たいそうひどい目にあって帰ってきました。
詳細は後編にてお伝えしますが、
とにかく入荷ラッシュがつづき、
ブログでのご紹介が追いつきません。
今週は大物アウターがいくつか入荷します。
新進気鋭の新ブランドもとうちゃこします。
それは世界中でも扱ってる店はノーザンだけ、
というシロモノ。
そんなネタがより取り見取りな本日、
ご紹介するのはこのとんでもないトートです。
こだわりのバッグを作り続けるアーツ&クラフツ。
その設立10周年を記念し、
さらにとことん作り込んだ、
すばらしい限定生産のトートバッグが届きました。
素材はホーウィン製のホース・フロント・レザー。
ベジタブル&タンニン鞣しで、
たっぷりのオイルを浸透させ、
オイル・ワックスで染色したもの。
それをあえて裏返して使っています。
キズやムラ感もあるその仕上がりは、
まさにビンテージ。
どうですか、この雰囲気。
ショルダーは裏にも補強のレザーをあてて、
ガッチリ縫い付けられています。
ハンドルや、
ショルダーにもビンテージ加工を。
上部はストラップつき。
内側のポケットには光り輝く10番。
バッジオですよ、デルピエーロですよ。
ラモスですよ俊輔ですよ。
で、こんなで、
こんなで、
こんなです。
ホースレザーはとても軽くてタフなもの。
こういう質感のバッグは、
なかなかありません。
男女問わずにおすすめです。
気合の入りまくったできばえのトートです。
ARTS & CRAFTS "HORSE LEATHER 10TH ANNIVERSARY 2WAY TOTE" ¥69,120
蝶と常念に行ってきました。
この秋の北アルプスは
いい天気が2日続いたことがないという、
せっかくの秋山も残念な状況となっています。
そんな中、初日は晴れ、
2日目も午後までは晴れか曇り、
という山の天気予報を信じて27,28日と出かけてきました。
表銀座とも呼ばれる北アのメジャー・コース。
初日は蝶が岳にテントを張って、のんびり。
2日目にそこから常念岳をピストンして下山、
という計画。
稜線に近くなると紅葉も進んでいました。
で、稜線に出れば目の前に穂高。
槍は雲の中で、
今回はとうとう見えませんでした。
小屋の右上が常念。
安曇野のひとたちの心の山ですね。
けっこう、最後の登りがきついんです。
でも、空身だからへっちゃらだぜ、
とこのときは思っておりました。
これが蝶が岳のテント場。
最終的には8張くらい。
さすが表銀座。
平日なのに、ひとがおおぜい。
午後から穂高にかかる雲が増えて、
ず~っとこんなかんじに。
涸沢カールがかろうじて見えるくらい。
早めの夕食をすませ、
蝶が岳のピークで夕日見物。
とにかく雲が見飽きない。
風はず~っと強めでしたが、
気温はこの時期にしては高めで、
ダウンを着てればぜんぜんへっちゃら。
雲が多すぎて、
きれいな夕日は見えませんでしたが、
ワインをちびちび飲みつつ、
いい時間を過ごしました。
山でのんびりするのって、
すごくシアワセ。
あしたは晴れないまでも、
すこしは眺めがいいようにとお願いしました。
翌朝、早めの行動予定で夜6時にはシュラフ・イン。
しかし寝れない。
この日も3時前に起きて、家を出てるのに。
でも寝れなくてもカラダは休まってるからいいか、
と開き直っても寝れない。
で、夜中にときどき雨が落ちます。
いちおう4時半には出発するつもりで、
準備をしたのですが、ガスがすごくてぜんぜん見えない。
このまま歩いてはあぶなそうなんで、
夜明けを待っての出発。
午前1時発表の山の天気予報では、
常念山頂は12時までは曇りの予報。
空身なので快調に飛ばせるんですが、
風はさらに強く、ガスはさらに濃く、
おまけに雨まで降りだし。
蝶が岳から常念までは、
いくつかのピークを越えるんですが、
なかなかアップダウンがあるんですよ。
その最後のピークから一瞬だけ常念が見えました。
結局、本日の眺望はコレだけ。
そして雨が大粒になり、風はさらに強く。
泣きながらようやく山頂に。
ウルトラ・ライトのスマートな若者たちなら、
絶対に登らないような天気。
だけど根がウルトラ・ヘビーな
馬鹿オヤヂは登っちゃうんですよね。
山頂の祠にお参りして、即下山。
あとはさらに風雨が強くなり、
この後の写真はありません。
さらにひどかったのが、
テントまで3キロの道のり。
ここが稜線のふきっさらしで、
歩いてさえいれば着くんだよ、
歩かなければ着かないのよ、
と一歩一歩進みます。
もう靴の中までグッショグショ。
さらに悪いことには、
登山口の駐車場までの林道が工事で規制中。
3時までに着かないと、
5時まで通行止めになっちゃうんですよ。
で、やっと着いたテン場で、
ひとやすみもせずに暴風雨の中撤収。
そしてさらに3時間の道のりを。
幸い稜線を降りたら風はなくなったんですが、
雨は変わらず。
いやぁ、キツかったす。
家に着いた時点で体中が痛い。
けさ起きたら、さらに痛い。
やっぱ、悪天のときはダメだ。
秋晴れの稜線を歩きたかったなぁ。
まぁ、また行こうっと。
タナベ
けさのおさんぽ
みなさん、こんにちわん。
けさもあめだよ。
とーちゃんとひさしぶりにおさんぽ。
ぼっくりなげをしました。
ぢゃあみなさん、またね。
タナベ マロ