みなさん、こんにちは。カタギリです。
今日で仕事納めの方がけっこういらっしゃるようです。
一年間お疲れ様でした。
我々は30日まで営業しております。
是非、一年間頑張った自分へのご褒美なんかを見にいらしてくださいませ。
「誰も褒めてくれないから、自分で褒める!!」byカタギリ
なんてね。
で、今日が私カタギリの2015年最後のブログでして、何か〆にふさわしいネタにしようかなぁ、なんて考えてもいたんですが。
格好良いアウターが入荷しちゃったので、それをご紹介しておきましょう。
ハバーサックから届きました、タイプライター・クロスで仕立てたフード・パーカです。
か、格好良い。
□□□□□□□□□□□□□□
使われている「タイプライター・クロス」ですが…
その命名の由来は実は諸説あります。
・タイプライターの印字リボンに使われている織物説
・タイプライターで文字を印字できるくらい高密度に織られた生地説
ただ、この2説はお互いに矛盾するものではありません。
つまり…
◎印字リボンに使われている織物で、その生地は高密度で織られているために、タイプライターで印字できるほどである。
結論はよく分からないので、◎説ということにしておきましょう。
繊維がギュッと詰まっている上に軽量な、パリッとした平織のコットン生地です。
フロントにはマチ付のポケットが4つ。
フラップにはパイピング。
ポケットの作りからもう手が込んでます。
「手が込んでいる」というか「手をかけている」といいますか。
丁寧な仕事です。
フード。
フードの裏地はリネンを使っています。
そしてこのフードはボタンで取り外しができます。
この取り付けの構造なんですが…
着脱はいたって簡単なんですが、その構造自体はけっこう複雑です。
こういう複雑な構造にすることで着脱を簡単にしている、ということなんでしょう。
私立文系の私には絶対に思いつかない構造になっています。
フロントはジッパー&スナップ。
ジッパーはWALDESのアルミ製シングル・ジップ。
「ジジジジ…」と、独特な感触のナイスなジッパーです。
ここもとっても「手がかけられている」のが分かります。
袖のパターンも良い感じ。
タイプライター・クロスの一枚ものなので基本的には「軽めのアウター」です。
しかし、わりとゆとりのあるシルエットでもあるので、かなり厚着をした上に羽織ることもできます。
暖かい季節にはシャツやカット・ソーの上に軽~く羽織って。
寒い季節にはダウン・ベストやインバーアランなどの上に羽織って。
等々、色々な合わせで楽しめると思います。
ウエストにはドロー・コードが付いていますので、ギュッと絞るとシルエットに変化がつくと共に、保温性もアップ。
ではイシイに着てもらいましょう。
アウターに限らずハバーサックの製品は、デザインがまず物凄くカッコよく、着心地もよく、生地やパーツのチョイスも見事で、かつ縫製も丁寧。
基本的にノーザンで扱っているメーカー、ブランドは、そういう部分は“ちゃんとしている”ところばかりなんですが、その中でもハバーサックの“ちゃんとしてる度”はかなりのものです。
HAVERSACK TYPEWRITER CLOTH FOODED PARKA ¥62,640
この生地なんですが、“玉虫色”とは言いませんが、光の違い(晴天・曇天・室内など)で色の印象が少しだけ変わります。
広い意味でカーキ。ときどきオリーブ。くらいの感じでしょうか。
とにかくこれ、スゲー良いです。
是非ぜひ。
◎今年最後の一曲
先日、実母と、
「やっぱ年末年始はクラシックですなぁ。」
というスノッブな会話をしました。
そこで母から教えてもらった音楽を貼り付けましょう。
Kol Nidrei Op. 47 - Mischa Maisky
「コル・ニドライ」作品47は、マックス・ブルッフという作曲家が作った、チェロと管弦楽のための協奏曲だそうです。
調べてみると、ですね。
ユダヤ教では、10月8日を「贖罪の日」としており、ユダヤの神様はこの日にこの先1年の人々の運命を決めちゃうそうです。
そのために、その日人々は神様に赦しを乞うんです。
その時のお祈りの文言が、「コル・ニドライ!!」だそうです。
いや~勉強になった。
雲の隙間から光が射すような、大変美しい曲でございます。
年末はこの曲を聴きながら、行く年来る年を考えることにしよう。
というわけで、今日はここまで。
私カタギリの2015年のブログは今日が最後です。
1年間、本当にありがとうございました。
来年も何卒、よろしくお願いいたします。
それでは、また。
カタギリ
今日で仕事納めの方がけっこういらっしゃるようです。
一年間お疲れ様でした。
我々は30日まで営業しております。
是非、一年間頑張った自分へのご褒美なんかを見にいらしてくださいませ。
「誰も褒めてくれないから、自分で褒める!!」byカタギリ
なんてね。
で、今日が私カタギリの2015年最後のブログでして、何か〆にふさわしいネタにしようかなぁ、なんて考えてもいたんですが。
格好良いアウターが入荷しちゃったので、それをご紹介しておきましょう。
ハバーサックから届きました、タイプライター・クロスで仕立てたフード・パーカです。
か、格好良い。
□□□□□□□□□□□□□□
使われている「タイプライター・クロス」ですが…
その命名の由来は実は諸説あります。
・タイプライターの印字リボンに使われている織物説
・タイプライターで文字を印字できるくらい高密度に織られた生地説
ただ、この2説はお互いに矛盾するものではありません。
つまり…
◎印字リボンに使われている織物で、その生地は高密度で織られているために、タイプライターで印字できるほどである。
結論はよく分からないので、◎説ということにしておきましょう。
繊維がギュッと詰まっている上に軽量な、パリッとした平織のコットン生地です。
フロントにはマチ付のポケットが4つ。
フラップにはパイピング。
ポケットの作りからもう手が込んでます。
「手が込んでいる」というか「手をかけている」といいますか。
丁寧な仕事です。
フード。
フードの裏地はリネンを使っています。
そしてこのフードはボタンで取り外しができます。
この取り付けの構造なんですが…
着脱はいたって簡単なんですが、その構造自体はけっこう複雑です。
こういう複雑な構造にすることで着脱を簡単にしている、ということなんでしょう。
私立文系の私には絶対に思いつかない構造になっています。
フロントはジッパー&スナップ。
ジッパーはWALDESのアルミ製シングル・ジップ。
「ジジジジ…」と、独特な感触のナイスなジッパーです。
ここもとっても「手がかけられている」のが分かります。
袖のパターンも良い感じ。
タイプライター・クロスの一枚ものなので基本的には「軽めのアウター」です。
しかし、わりとゆとりのあるシルエットでもあるので、かなり厚着をした上に羽織ることもできます。
暖かい季節にはシャツやカット・ソーの上に軽~く羽織って。
寒い季節にはダウン・ベストやインバーアランなどの上に羽織って。
等々、色々な合わせで楽しめると思います。
ウエストにはドロー・コードが付いていますので、ギュッと絞るとシルエットに変化がつくと共に、保温性もアップ。
ではイシイに着てもらいましょう。
アウターに限らずハバーサックの製品は、デザインがまず物凄くカッコよく、着心地もよく、生地やパーツのチョイスも見事で、かつ縫製も丁寧。
基本的にノーザンで扱っているメーカー、ブランドは、そういう部分は“ちゃんとしている”ところばかりなんですが、その中でもハバーサックの“ちゃんとしてる度”はかなりのものです。
HAVERSACK TYPEWRITER CLOTH FOODED PARKA ¥62,640
この生地なんですが、“玉虫色”とは言いませんが、光の違い(晴天・曇天・室内など)で色の印象が少しだけ変わります。
広い意味でカーキ。ときどきオリーブ。くらいの感じでしょうか。
とにかくこれ、スゲー良いです。
是非ぜひ。
◎今年最後の一曲
先日、実母と、
「やっぱ年末年始はクラシックですなぁ。」
というスノッブな会話をしました。
そこで母から教えてもらった音楽を貼り付けましょう。
Kol Nidrei Op. 47 - Mischa Maisky
「コル・ニドライ」作品47は、マックス・ブルッフという作曲家が作った、チェロと管弦楽のための協奏曲だそうです。
調べてみると、ですね。
ユダヤ教では、10月8日を「贖罪の日」としており、ユダヤの神様はこの日にこの先1年の人々の運命を決めちゃうそうです。
そのために、その日人々は神様に赦しを乞うんです。
その時のお祈りの文言が、「コル・ニドライ!!」だそうです。
いや~勉強になった。
雲の隙間から光が射すような、大変美しい曲でございます。
年末はこの曲を聴きながら、行く年来る年を考えることにしよう。
というわけで、今日はここまで。
私カタギリの2015年のブログは今日が最後です。
1年間、本当にありがとうございました。
来年も何卒、よろしくお願いいたします。
それでは、また。
カタギリ