みなさん、こんにちは。カタギリです。
今年も残すところあと10日。
「もういくつ寝ると」的な状況になってきました。
みなさん、『ダイハード』のDVDは用意しましたか?
新潟市内は例年のような雪が降ることもなく、“冬感”はあるけど“年末感”があまりありません。
まぁ年の瀬が迫ってくると、いやでも“年末感”が感じられると思うのですが。
そしてこの時期になると、“風物詩”とも言える企画をおっ始めなければなりません。
それは、そう。
2015 カタギリ的Best buyでございます。(ISBさま、2年続けてのリクエスト本当にありがとうございます!)
私が今年購入した洋服関連、音楽、そして本の中から、
「うほっ、最高やないですか♪」
と感じたものをご紹介させていただきます。
毎年言っていますが、モノが思い出させてくれるその年の印象、というものがあります。
年の終わりに、その一年間に購入したモノを振り返る、というのはなかなか感慨深いものであります。
それでは早速はじめましょう。
まずは…洋服関連から!!
あ、あらかじめ言っておきますけど、今日は長いですよ(笑)
興味がない方はガンガン飛ばしてくださいまし。
□□□□□□□□□□□□□
なぜわざわざ洋服“関連”としたのかというと、
今年のBest buyはバッグだったからでございます。
いきなり“バッグ”って言ってしまったら面白くないじゃないですか。
軽くボカしてみたのは私の茶目っ気でございます。
そんなわけで、今年のBest buyはこちらです。
MYSTERY RANCH JAVA ¥31,320
いや~これは本当に傑作。
傑作以外の何物でもないです。
さすがミステリー・ランチ、という感じです。
具体的な商品説明は、以前のブログをご覧いただくとして…
私が「あ~なるほどこういうことかぁ。」と感動したポイントをお話しましょう。
これを…
背負うとこうなります。
で、このJAVAはこういう風にも持てるわけですね。
サイドのジッパーを開けるとこうなっています。
ここが2層になっていて、後ろがPCやタブレットをホールドできるスリーブが付いているんですね。
私はPCもタブレットも持ち歩かないので、この部分には大変重要な書類や、通帳類などを入れています。
PCやタブレット、書類などをここに入れて片側をあえてホールドさせない状態にしておくと、
片側のジッパーを開けるだけで、直接取り出せるんです!!
…分かりにくいですよね。
これは実物を手に取っていただいて、「ここをこうこうこう」なんてご説明させていただきながらじゃないと、なかなか難しいんですよね…
そしてこの「パッと見、ものすごく複雑な構造になっているのに、実際に手に取って、実際に使用してみると、その使いやすさに驚き&感動!」というのがミステリー・ランチならでは。
どのモデルにも大なり小なり共通して言えることだと思います。
今日の私はたまたま荷物が奇跡的に少なかったので、こんな感じにコンパクトになっていますが、「18リットル」という数字から感じる以上にモノが入る印象です。
その機能性と容量の“ちょうど良さ”、そしてやや特殊な構造に、使い始めて数日経ったのちに、
こんなに使い勝手が良いのか…ゴクリ
と生唾を飲みこんだことは言うまでもありません。
ダントツのBest buyです。
特に冬は寒いので、ポケットに常時ハンド・イン状態ですから、両手が空くのは大変ありがたい。
普段使いのバックパック(デイパック、リュック)をお探しの方には、このJAVAを本当にオススメしたいです。
ビジネス・ユースでお使いの方もけっこういらっしゃいますしね。
良い買い物でした。本当に。
さて、それでは次に“音楽編”いきましょうか。
近年、CDをはじめとした“音楽モノ”に費やす金額が縮小傾向にある私ですが、その少ない購入枚数のなかから今年のベストを考えてみたいと思います。
でも、今年は難しかったんですよ。
私的にスコーンと飛び抜けたモノがなかったんですね。
ただ、購入したものはほぼすべて「80~90点(100点満点)」でした。
そういう意味では「当たり年」と言えなくもないですね。
で、散々悩んだ挙句。
同率1位ということで、2枚ご紹介します。
ひとつめ。
ブラジルのSSW、Antonio Saraivaです。
検索してみてもなんだか情報が少なくて、いまいちどういうミュージシャンなのか分からないんですが、とにかくこのアルバムがよかったです。
しかし、CDが探せなかったため、やむなくMP3で購入しました。
ジャケ写のような、暖かくも乾いた感じとでも言いましょうか。
一日中聴いていられます。
そしてもう1枚。
Sufjan Stevens / CARRIE & LOWELL
アラバマ・シェイクスも良かったんですが、僅差でスフィアン・スティーブンスが勝利しました。
スフィアンが1歳のころに失踪してしまった実母と、その実母と再婚した継父のことをテーマにしたアルバムです。
この曲に限らず、歌詞が素晴らしいんですよ。
「右手を上げて あなたの人生に僕が必要だと言って もしくは赤旗を上げて 僕があなたを必要としているだけなら (Blue Bucket of Gold)」
このアルバムも、今後数十年にわたって聴き続ける一枚になると思います。
ちなみに…
『今年一番聴いたアルバム』というのは、実は↑の2枚ではないです。
7月くらいから、ず~~~~っと繰り返し繰り返し聴いていたアルバムがあります。
もう何年も前(10数年前)に買った一枚。
スチャダラパー 『5th wheel 2 the coach』
「なぜ今!?」
という感は否めないですが、夏になったら急に「あ、『サマージャム`95』聴きたいな。」って思ってしまいまして。
それからず~~っと聴いてましたね。
いちおう小っちゃく貼っておきます。
最後は本。
本はですねえ。
今まで、「これは絶対に面白いに決まってるから、老後の楽しみに取っておこう。」と決めていたものに、とうとう手を出してしまいました。
池波正太郎 鬼平犯科帳全24巻セット!!!
古本のセット販売で…¥2,000くらいだったかな?
老後の楽しみがひとつ無くなってしまいました。
しかもけっこう早いペースで読み進めてしまって、購入後1週間ほどで先が見えてきてしまったので、ちょっとブレーキ。
勿体ないので、少し休みます。
それくらいやはり面白い。
やはり時代劇というのは、勧善懲悪的な部分というのが欠かせない部分ではあるのでしょうが、『鬼平』が良いのはけっこう救いがなかったりするところだと思っています。
「え、この人死んじゃうの!?」とか。
「な、なんというバッド・エンディング…」とか。
それが逆に良いわけです。
水戸黄門とは違う在り方なんですね。
あとはハードボイルドもののようなダンディズム。
さすが池波先生。
私も鬼平のようにありたいです。
そしてもう一作家。
今年になって初めて触れた作家がいます。
藤沢周です。
内野(新潟市西区)出身。
TV『週間ブックレビュー』などで司会をされているときの物腰とか言葉遣いに、以前から大変好感を持っていたんですが、作品自体は数か月前に初めて読みました。
まず「ブエノスアイレス午前零時」。
そして「武曲」。
面白いか面白くないか、好きか嫌いか、ということとは関係なく、とにかくビッシビシにキレッキレなその文体にヤラレました。
本当にキレッキレ。
なにか硬くて角の尖った四角い塊が、ビシッビシッと身体に叩きつけられるような、そんな硬質な文章。
私がこれまで好んで読んできた作家とはまったく異なる文体で、とにかく衝撃的でした。
純粋に「面白さ」「好き」の度合いでいうと、他にもっと面白かった小説はあったんですが、この藤沢周の文体の衝撃は今年のベストにふさわしいでしょう。
まだまだ私の知らない世界はあるんだなぁ、と再認識させてくれました。
あんな穏やかそうな人がこんな文章書くんだもんなぁ。
スゲーなぁ。
というわけで、いかがだったでしょうか。2015 カタギリ的Best buy。
こうしてモノを振り返るのって、やっぱり楽しいですね。
是非、皆さんもご自身の「2015 Best buy」を考えてみてください。
今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ
今年も残すところあと10日。
「もういくつ寝ると」的な状況になってきました。
みなさん、『ダイハード』のDVDは用意しましたか?
新潟市内は例年のような雪が降ることもなく、“冬感”はあるけど“年末感”があまりありません。
まぁ年の瀬が迫ってくると、いやでも“年末感”が感じられると思うのですが。
そしてこの時期になると、“風物詩”とも言える企画をおっ始めなければなりません。
それは、そう。
2015 カタギリ的Best buyでございます。(ISBさま、2年続けてのリクエスト本当にありがとうございます!)
私が今年購入した洋服関連、音楽、そして本の中から、
「うほっ、最高やないですか♪」
と感じたものをご紹介させていただきます。
毎年言っていますが、モノが思い出させてくれるその年の印象、というものがあります。
年の終わりに、その一年間に購入したモノを振り返る、というのはなかなか感慨深いものであります。
それでは早速はじめましょう。
まずは…洋服関連から!!
あ、あらかじめ言っておきますけど、今日は長いですよ(笑)
興味がない方はガンガン飛ばしてくださいまし。
□□□□□□□□□□□□□
なぜわざわざ洋服“関連”としたのかというと、
今年のBest buyはバッグだったからでございます。
いきなり“バッグ”って言ってしまったら面白くないじゃないですか。
軽くボカしてみたのは私の茶目っ気でございます。
そんなわけで、今年のBest buyはこちらです。
MYSTERY RANCH JAVA ¥31,320
いや~これは本当に傑作。
傑作以外の何物でもないです。
さすがミステリー・ランチ、という感じです。
具体的な商品説明は、以前のブログをご覧いただくとして…
私が「あ~なるほどこういうことかぁ。」と感動したポイントをお話しましょう。
これを…
背負うとこうなります。
で、このJAVAはこういう風にも持てるわけですね。
サイドのジッパーを開けるとこうなっています。
ここが2層になっていて、後ろがPCやタブレットをホールドできるスリーブが付いているんですね。
私はPCもタブレットも持ち歩かないので、この部分には大変重要な書類や、通帳類などを入れています。
PCやタブレット、書類などをここに入れて片側をあえてホールドさせない状態にしておくと、
片側のジッパーを開けるだけで、直接取り出せるんです!!
…分かりにくいですよね。
これは実物を手に取っていただいて、「ここをこうこうこう」なんてご説明させていただきながらじゃないと、なかなか難しいんですよね…
そしてこの「パッと見、ものすごく複雑な構造になっているのに、実際に手に取って、実際に使用してみると、その使いやすさに驚き&感動!」というのがミステリー・ランチならでは。
どのモデルにも大なり小なり共通して言えることだと思います。
今日の私はたまたま荷物が奇跡的に少なかったので、こんな感じにコンパクトになっていますが、「18リットル」という数字から感じる以上にモノが入る印象です。
その機能性と容量の“ちょうど良さ”、そしてやや特殊な構造に、使い始めて数日経ったのちに、
こんなに使い勝手が良いのか…ゴクリ
と生唾を飲みこんだことは言うまでもありません。
ダントツのBest buyです。
特に冬は寒いので、ポケットに常時ハンド・イン状態ですから、両手が空くのは大変ありがたい。
普段使いのバックパック(デイパック、リュック)をお探しの方には、このJAVAを本当にオススメしたいです。
ビジネス・ユースでお使いの方もけっこういらっしゃいますしね。
良い買い物でした。本当に。
さて、それでは次に“音楽編”いきましょうか。
近年、CDをはじめとした“音楽モノ”に費やす金額が縮小傾向にある私ですが、その少ない購入枚数のなかから今年のベストを考えてみたいと思います。
でも、今年は難しかったんですよ。
私的にスコーンと飛び抜けたモノがなかったんですね。
ただ、購入したものはほぼすべて「80~90点(100点満点)」でした。
そういう意味では「当たり年」と言えなくもないですね。
で、散々悩んだ挙句。
同率1位ということで、2枚ご紹介します。
ひとつめ。
ブラジルのSSW、Antonio Saraivaです。
検索してみてもなんだか情報が少なくて、いまいちどういうミュージシャンなのか分からないんですが、とにかくこのアルバムがよかったです。
しかし、CDが探せなかったため、やむなくMP3で購入しました。
ジャケ写のような、暖かくも乾いた感じとでも言いましょうか。
一日中聴いていられます。
そしてもう1枚。
Sufjan Stevens / CARRIE & LOWELL
アラバマ・シェイクスも良かったんですが、僅差でスフィアン・スティーブンスが勝利しました。
スフィアンが1歳のころに失踪してしまった実母と、その実母と再婚した継父のことをテーマにしたアルバムです。
この曲に限らず、歌詞が素晴らしいんですよ。
「右手を上げて あなたの人生に僕が必要だと言って もしくは赤旗を上げて 僕があなたを必要としているだけなら (Blue Bucket of Gold)」
このアルバムも、今後数十年にわたって聴き続ける一枚になると思います。
ちなみに…
『今年一番聴いたアルバム』というのは、実は↑の2枚ではないです。
7月くらいから、ず~~~~っと繰り返し繰り返し聴いていたアルバムがあります。
もう何年も前(10数年前)に買った一枚。
スチャダラパー 『5th wheel 2 the coach』
「なぜ今!?」
という感は否めないですが、夏になったら急に「あ、『サマージャム`95』聴きたいな。」って思ってしまいまして。
それからず~~っと聴いてましたね。
いちおう小っちゃく貼っておきます。
最後は本。
本はですねえ。
今まで、「これは絶対に面白いに決まってるから、老後の楽しみに取っておこう。」と決めていたものに、とうとう手を出してしまいました。
池波正太郎 鬼平犯科帳全24巻セット!!!
古本のセット販売で…¥2,000くらいだったかな?
老後の楽しみがひとつ無くなってしまいました。
しかもけっこう早いペースで読み進めてしまって、購入後1週間ほどで先が見えてきてしまったので、ちょっとブレーキ。
勿体ないので、少し休みます。
それくらいやはり面白い。
やはり時代劇というのは、勧善懲悪的な部分というのが欠かせない部分ではあるのでしょうが、『鬼平』が良いのはけっこう救いがなかったりするところだと思っています。
「え、この人死んじゃうの!?」とか。
「な、なんというバッド・エンディング…」とか。
それが逆に良いわけです。
水戸黄門とは違う在り方なんですね。
あとはハードボイルドもののようなダンディズム。
さすが池波先生。
私も鬼平のようにありたいです。
そしてもう一作家。
今年になって初めて触れた作家がいます。
藤沢周です。
内野(新潟市西区)出身。
TV『週間ブックレビュー』などで司会をされているときの物腰とか言葉遣いに、以前から大変好感を持っていたんですが、作品自体は数か月前に初めて読みました。
まず「ブエノスアイレス午前零時」。
そして「武曲」。
面白いか面白くないか、好きか嫌いか、ということとは関係なく、とにかくビッシビシにキレッキレなその文体にヤラレました。
本当にキレッキレ。
なにか硬くて角の尖った四角い塊が、ビシッビシッと身体に叩きつけられるような、そんな硬質な文章。
私がこれまで好んで読んできた作家とはまったく異なる文体で、とにかく衝撃的でした。
純粋に「面白さ」「好き」の度合いでいうと、他にもっと面白かった小説はあったんですが、この藤沢周の文体の衝撃は今年のベストにふさわしいでしょう。
まだまだ私の知らない世界はあるんだなぁ、と再認識させてくれました。
あんな穏やかそうな人がこんな文章書くんだもんなぁ。
スゲーなぁ。
というわけで、いかがだったでしょうか。2015 カタギリ的Best buy。
こうしてモノを振り返るのって、やっぱり楽しいですね。
是非、皆さんもご自身の「2015 Best buy」を考えてみてください。
今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ