みなさん、こんにちは。
正直者すぎて愛妻を怒らせてしまったカタギリです。
正直者であるがゆえに馬鹿をみる、それが私。
細かくはお話しませんが(興味もないでしょうし笑)、余計なこと言わずに、
「あぁ、凄いね!」
と言っておけばいいんですよね~。
…それができないんだよなぁ~。
人生の課題!!
さて、どうでもいい話で幕を開けましたが笑、本題に入ります。
今日は、昨日入荷したこちらの…
ご紹介です。
名作中の名作、AVORIAZの新色が登場です。
□□□□□□□□□□□□□
ノーザンでは、しつこく、それはそれはしつこく取扱いを続けているモデルです。
「ガリビエール」ネームのころも、そして数年前に「パラブーツ」ネームとして復活した後も、しつこくしつこく取り扱っています。
それは何故か?というのは、少しずつご説明させていただくとして…
とりあえず細かく見ていきましょう。
今回入荷したのは、ネイビーのクローム・エクセルを使ったAVORIAZです。
ここで、ご存知ない方のために「クローム・エクセル」を簡単にご説明しておきましょう。
----------------------------------------------------------------------------------------
◎クローム・エクセル
1905年にシカゴで創業したタンナー「ホーウィン社」の代表作のひとつです。
ホーウィン社は、現在北米で唯一シェル・コードヴァンを造ることができるタンナーとしても有名です。
クローム・エクセルは、ほぼ100年前に開発された手法です。
原皮を鞣した後、牛脂、蜜蝋、植物性脂,魚脂などの計4種類以上の油脂を ブレンドした、特性オイルを塗りこみ皮革に浸透させた革です。
じっっっくりと油分を浸透させることで、油の含有量が多く、耐久性と耐水性に優れた革になっています。
そうした特性を持っていることから、ワーク・ブーツやバッグ、果ては野球のグローブやラグビー・ボールなどにも使われる、ホーウィン社の代表作です。
--------------------------------------------------------------------------------------------
というわけです。
つまり、頑丈で、水にも強い、“良い革”である。
というわけですね。
そのクローム・エクセルのネイビー・カラーを使っています。
かなり深~いネイビーですね。
これをガンガン履き込むことで、少しずつ青みが前面に出てくることになるんですな。
そしてこの靴の魅力のまず一つ目。
木型の良さ、です。
この手の「マウンテン・ブーツ」と呼ばれるタイプの靴の中では、かなり細身の木型を使っています。
もちろんボリューム感のあるマウンテン・ブーツにも、ならではの良さはありますが、やはりこのAVORIAZの木型のバランスの良さ、というのは格別です。
細いだけでなく、薄くも見えますね。
そしてここで魅力の二つ目。
細く、そして薄く見えるのに、足を包み込むような優しい足入れ感、という点です。
これはAVORIAZに限らず、パラブーツ全般に言えることでもあるんですが、AVORIAZは特に顕著です。
足自体が細くて薄い方はもちろん、幅が広くて甲が高い、「靴でけっこう苦労するタイプ」の足をお持ちの方でもそれほど苦労せずに履いていただけると思います。
靴は細くみえるのに、履いた感触は柔らかく包み込むような優しい感じということです。
履き口にはクッションが。
元々トレッキング用の靴ですから、こういう部分は“当然”の仕様ですね。
紐がネイビーってのも格好良いですが、
注目していただきたいのはここ。
こういう風に羽根を重ねて締める構造になっています。
これもトレッキング用のディテールそのままになっています。
恋し、もとい小石や砂、あるいは水の侵入を防ぐためのものです。
これもですね、先ほどお話した、誰の足でもしっくりハマるという要因のひとつでもあると思います。
調節代(しろ)が大きいんですね。
甲が薄い方はギュッと締めて。
逆に甲が高い方はほどほどで。
調節が利くんです。
ここもポイントですね。
おなじみノルヴェージャン製法です。
中底はもちろん革。
これが長く履いていただくことで、足に馴染んでいくんです。
これが魅力の三つ目ですね。
ちゃんと革中底。
そして魅力の四つ目がソールです。
ジャンヌ・ソールというソールなんですが、このソールのクッション性たるや。
とにかくほど良い柔らかさなんです。
なので長時間履いて歩いても疲れにくいんです。
さらに、柔らかさだけでなく、耐久性・耐摩耗性も素晴らしいです。
簡単にいえば“減りにくい”ソールなんです。
柔らかいソール、というだけなら作るのにさほど苦労はないかもしれない。
減らないソール、というだけでも、単純に固くすればいいだけですからそんなに難しいことではなさそう。
しかし、“柔らかく、かつ減りにくいソール”というのは物凄く難しいんです。
そしてそれを実現してしまっているのがパラブーツ。
とんでもないことです。
そんなわけで、大きく分けて4つの魅力をご紹介させていただきました。
一言でまとめてしまえば、履きやすいということになってしまうんですが…
そして最後のポイント!
五つ目の魅力がこちらです。
JACKET / SOUTIENCOL WOOL/CASHMERE 3B JACKET 342001 ¥70,200
SHIRT / SOUTIENCOL SANFRANCISCO 2014 252014 ¥17,280
BELT / WHITEHOUSE COX P-1127 NAVY ¥19,440
つまり、ジャケット・スタイルにもビターンとハマる、という点ですね。
マウンテン・ブーツですから、“ド”カジュアルで格好良く履けるというのは当然なんですが、このAVORIAZというモデルは、ご説明したように木型が美しく、そして靴としての作りも高級なドレス・シューズと同じ品質なので、ジャケット&ボタン・ダウン(+タイ)という、少しカチッとしたスタイルでも格好良く履いていただけます。
幅広く合わせられる靴、なんです。
この靴の最大の魅力かもしれないですね。
ベルトもネイビーを合わせていただくと、より印象がビシッと締まります。
BAG / STANDARD SUPPLY COMMUTE DAYPACK ¥19,440
バッグもネイビーにしてみたりして。
やはりネイビー中心のコーディネートというのは基本中の基本、安定感・安心感があります。
オトナのカジュアル・スタイルで履いていただくのにピッタリな靴です。
☆PARABOOT “AVORIAZ MARINE-CHROMEX” ¥73,440
是非ぜひ。
◎我が家にもついに「太陽の塔」が
みなさん、「太陽の塔」はご存知ですか?
そう、あの万博記念公園に鎮座ましましている、岡本太郎先生の、大阪万博のシンボルです。
丹下健三デザインの建物にわざわざ大穴を開けて作った、怪物です。
ウソかホントか、この件で大ゲンカになった岡本&丹下は、殴り合いで決着をつけたとかつけなかったとか。
とにかく、あの、太陽の塔です。
私は太陽の塔が大好きでして、かつては毎週2度ずつくらい、太陽の塔を見ながら生活していたほど。
それがついに我が家に。
しかし雰囲気が少し違う。
腕が曲がっているし、
てっぺんの“顔”が振り返っている…
そう、これは、
コップのフチの太陽の塔、です!!!
発売を知ってから、本気で探していたわけではないんですが、ガチャガチャ・コーナーを見かけるたびに、
「ここにはあるかなぁ…」
とボンヤリ探していたところ、なんと意外なところで発見。
新潟県立自然科学館にありました。
いいわぁ。
曲がった腕は、コップのフチをキャッチするため。
振り返っています。
シリーズ全7種のうちのひとつ、「ふりむき太陽の塔」です。
ほかにも良いのが色々ありまして、岡本太郎がパンツ一丁でノミをふるっている「コップのフチの太郎」なんてのもあるんですが…
400円もするんでね。
そう何回もできません。
1回でやめときました。
世のなかには、2種類の家がある。
太陽の塔がある家と、太陽の塔が無い家だ。
我が家にはある!!!
皆さんの、だからどうした!!!という声がすでにビンビン届いております。
はっはっは。
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ
正直者すぎて愛妻を怒らせてしまったカタギリです。
正直者であるがゆえに馬鹿をみる、それが私。
細かくはお話しませんが(興味もないでしょうし笑)、余計なこと言わずに、
「あぁ、凄いね!」
と言っておけばいいんですよね~。
…それができないんだよなぁ~。
人生の課題!!
さて、どうでもいい話で幕を開けましたが笑、本題に入ります。
今日は、昨日入荷したこちらの…
ご紹介です。
名作中の名作、AVORIAZの新色が登場です。
□□□□□□□□□□□□□
ノーザンでは、しつこく、それはそれはしつこく取扱いを続けているモデルです。
「ガリビエール」ネームのころも、そして数年前に「パラブーツ」ネームとして復活した後も、しつこくしつこく取り扱っています。
それは何故か?というのは、少しずつご説明させていただくとして…
とりあえず細かく見ていきましょう。
今回入荷したのは、ネイビーのクローム・エクセルを使ったAVORIAZです。
ここで、ご存知ない方のために「クローム・エクセル」を簡単にご説明しておきましょう。
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◎クローム・エクセル
1905年にシカゴで創業したタンナー「ホーウィン社」の代表作のひとつです。
ホーウィン社は、現在北米で唯一シェル・コードヴァンを造ることができるタンナーとしても有名です。
クローム・エクセルは、ほぼ100年前に開発された手法です。
原皮を鞣した後、牛脂、蜜蝋、植物性脂,魚脂などの計4種類以上の油脂を ブレンドした、特性オイルを塗りこみ皮革に浸透させた革です。
じっっっくりと油分を浸透させることで、油の含有量が多く、耐久性と耐水性に優れた革になっています。
そうした特性を持っていることから、ワーク・ブーツやバッグ、果ては野球のグローブやラグビー・ボールなどにも使われる、ホーウィン社の代表作です。
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というわけです。
つまり、頑丈で、水にも強い、“良い革”である。
というわけですね。
そのクローム・エクセルのネイビー・カラーを使っています。
かなり深~いネイビーですね。
これをガンガン履き込むことで、少しずつ青みが前面に出てくることになるんですな。
そしてこの靴の魅力のまず一つ目。
木型の良さ、です。
この手の「マウンテン・ブーツ」と呼ばれるタイプの靴の中では、かなり細身の木型を使っています。
もちろんボリューム感のあるマウンテン・ブーツにも、ならではの良さはありますが、やはりこのAVORIAZの木型のバランスの良さ、というのは格別です。
細いだけでなく、薄くも見えますね。
そしてここで魅力の二つ目。
細く、そして薄く見えるのに、足を包み込むような優しい足入れ感、という点です。
これはAVORIAZに限らず、パラブーツ全般に言えることでもあるんですが、AVORIAZは特に顕著です。
足自体が細くて薄い方はもちろん、幅が広くて甲が高い、「靴でけっこう苦労するタイプ」の足をお持ちの方でもそれほど苦労せずに履いていただけると思います。
靴は細くみえるのに、履いた感触は柔らかく包み込むような優しい感じということです。
履き口にはクッションが。
元々トレッキング用の靴ですから、こういう部分は“当然”の仕様ですね。
紐がネイビーってのも格好良いですが、
注目していただきたいのはここ。
こういう風に羽根を重ねて締める構造になっています。
これもトレッキング用のディテールそのままになっています。
恋し、もとい小石や砂、あるいは水の侵入を防ぐためのものです。
これもですね、先ほどお話した、誰の足でもしっくりハマるという要因のひとつでもあると思います。
調節代(しろ)が大きいんですね。
甲が薄い方はギュッと締めて。
逆に甲が高い方はほどほどで。
調節が利くんです。
ここもポイントですね。
おなじみノルヴェージャン製法です。
中底はもちろん革。
これが長く履いていただくことで、足に馴染んでいくんです。
これが魅力の三つ目ですね。
ちゃんと革中底。
そして魅力の四つ目がソールです。
ジャンヌ・ソールというソールなんですが、このソールのクッション性たるや。
とにかくほど良い柔らかさなんです。
なので長時間履いて歩いても疲れにくいんです。
さらに、柔らかさだけでなく、耐久性・耐摩耗性も素晴らしいです。
簡単にいえば“減りにくい”ソールなんです。
柔らかいソール、というだけなら作るのにさほど苦労はないかもしれない。
減らないソール、というだけでも、単純に固くすればいいだけですからそんなに難しいことではなさそう。
しかし、“柔らかく、かつ減りにくいソール”というのは物凄く難しいんです。
そしてそれを実現してしまっているのがパラブーツ。
とんでもないことです。
そんなわけで、大きく分けて4つの魅力をご紹介させていただきました。
一言でまとめてしまえば、履きやすいということになってしまうんですが…
そして最後のポイント!
五つ目の魅力がこちらです。
JACKET / SOUTIENCOL WOOL/CASHMERE 3B JACKET 342001 ¥70,200
SHIRT / SOUTIENCOL SANFRANCISCO 2014 252014 ¥17,280
BELT / WHITEHOUSE COX P-1127 NAVY ¥19,440
つまり、ジャケット・スタイルにもビターンとハマる、という点ですね。
マウンテン・ブーツですから、“ド”カジュアルで格好良く履けるというのは当然なんですが、このAVORIAZというモデルは、ご説明したように木型が美しく、そして靴としての作りも高級なドレス・シューズと同じ品質なので、ジャケット&ボタン・ダウン(+タイ)という、少しカチッとしたスタイルでも格好良く履いていただけます。
幅広く合わせられる靴、なんです。
この靴の最大の魅力かもしれないですね。
ベルトもネイビーを合わせていただくと、より印象がビシッと締まります。
BAG / STANDARD SUPPLY COMMUTE DAYPACK ¥19,440
バッグもネイビーにしてみたりして。
やはりネイビー中心のコーディネートというのは基本中の基本、安定感・安心感があります。
オトナのカジュアル・スタイルで履いていただくのにピッタリな靴です。
☆PARABOOT “AVORIAZ MARINE-CHROMEX” ¥73,440
是非ぜひ。
◎我が家にもついに「太陽の塔」が
みなさん、「太陽の塔」はご存知ですか?
そう、あの万博記念公園に鎮座ましましている、岡本太郎先生の、大阪万博のシンボルです。
丹下健三デザインの建物にわざわざ大穴を開けて作った、怪物です。
ウソかホントか、この件で大ゲンカになった岡本&丹下は、殴り合いで決着をつけたとかつけなかったとか。
とにかく、あの、太陽の塔です。
私は太陽の塔が大好きでして、かつては毎週2度ずつくらい、太陽の塔を見ながら生活していたほど。
それがついに我が家に。
しかし雰囲気が少し違う。
腕が曲がっているし、
てっぺんの“顔”が振り返っている…
そう、これは、
コップのフチの太陽の塔、です!!!
発売を知ってから、本気で探していたわけではないんですが、ガチャガチャ・コーナーを見かけるたびに、
「ここにはあるかなぁ…」
とボンヤリ探していたところ、なんと意外なところで発見。
新潟県立自然科学館にありました。
いいわぁ。
曲がった腕は、コップのフチをキャッチするため。
振り返っています。
シリーズ全7種のうちのひとつ、「ふりむき太陽の塔」です。
ほかにも良いのが色々ありまして、岡本太郎がパンツ一丁でノミをふるっている「コップのフチの太郎」なんてのもあるんですが…
400円もするんでね。
そう何回もできません。
1回でやめときました。
世のなかには、2種類の家がある。
太陽の塔がある家と、太陽の塔が無い家だ。
我が家にはある!!!
皆さんの、だからどうした!!!という声がすでにビンビン届いております。
はっはっは。
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ