みなさん、こんにちは。141です。
昨日の雨も上がり、今日は爽やかな一日となりそうです。
まさに遠足日和ですね。
うちのチビも今日が小学校の遠足日だったのですが、なんとこんな日に限って家族全員朝寝坊!
7時半前には家を出なくてはいけないのに、布団から飛び起きたのが7時9分。
お弁当の用意もしていないし、てんやわんやの朝でした。
やっぱり朝からバタバタだと、なんだか今日一日落ち着かないような感じがしますね。
というわけで、今日は昨日入荷したコチラのモデルをご紹介いたします。
RED WING RW 9268D BLACK KLONDIKE ¥49,680
入荷前から非常にお問合せの多かったレッド・ウィングの9268D ブラック・クロンダイク。
80~90年代のモデルをお手本にした、いわゆる『茶芯』のエンジニア・ブーツです。
まずは恒例のディティール・チェック。
バックルは当時のプレスで製造されていたものを再現しました。
現在では廃止されたストラップのステッチも復活。
右足のシャフトの刻印も忠実に再現。
縦型の羽根タグ。
サイズ表記も旧式のスタンプ表記に。
このスタンプ用の機械は、長い間工場の地下倉庫に眠っていたものをメンテナンスして使えるようにしたそうです。
引退した元スタッフを呼び寄せて直してもらったという気合いの入れようです!
レッド・ウィングの従業員は家族的なつながりが強く、レッド・ウィング・シティに愛着を感じ長く住み続けるかたが多いと聞きました。
だから、こういうことも出来ちゃうんですね~、いい話やな~。
しかし、地下倉庫ってのも気になります。いつか潜入してみたいですね。
紙型(パターン)も現在とは異なり、シャフト(筒)部が少し細くすっきりしています。
比べてみると・・・同じサイズですが違いますね。
あとは、エンジニアお馴染みのディティールです。
革の断面が茶色です。。
そして、このブラック・クロンダイクの一番のポイントがこの革にあります。
先ほどの写真でもお分かりのように、裏は茶色。
芯まで黒く染めていません=茶芯。
履きこんでいって、ぶつけたりこすったりして、黒い塗膜が剥がれ、茶色い下地が出てくると何とも言えない味がでます。
ですから、もったいながらずガンガン履いて、そしてオイルを塗ってあげてください。
せっかくなので
9268D、タナベの30年くらい前のやつ、現行モデルを比べてみました。
それぞれ良さがあります。
くどいようですが、ワーク・ブーツは履きこんでナンボのもの。
これは茶芯ではありませんが、やはり履きこんだワーク・ブーツの存在感というものは凄いですね。
おっともうひとつ、箱も70年代のラベルを再現。
ワタシは覚えていませんが、タナベは『懐かしいな~』と見た瞬間、声を発していました。
余談ではありますが、このモデルに限らず、こういった手の込んだ別注モデルというのはちょっと昔は想像もつきませんでした。
というのも、ミネソタの田舎のオッチャンたちに言わせると
『ホワ~イ、ニホンジン、ソンナニコダワル?』
『コッチノト、ソンナニカワラナイデショ、イズントイット?』
『ソンナノメンドクサイヨ』
てなことだったそうです。
彼らが優先していたのは生産効率やコスト、ワーク・ブーツとしての機能性。
では何故それが変わったのか?
それは以前の輸入元時代からコツコツと積み上げてきた別注モデルの歴史が世界的に評価されてきたからです。
ジーンズを作業着としてしか見ていなかったアメリカ人がデニムのファッション性に気付いたのと同じ。
自国の伝統的なものの良さというのは、案外よそ者から指摘される気がつくことが多いという一例です。
ですから、イタリア・オヤジがレッド・ウィングを~とかロンドンのクラブでレッド・ウィングが~
などというのを聞いていてもイマイチ、ピンときません。
やっぱり、レッド・ウィングをよく分かった上で愛情もって履いているのは、日本のオジサン、ワタシよりもちょっと上の50~60代くらいのかたではないかとおもいます。
RED WING RW 9268D BLACK KLONDIKE ¥49,680
取扱い店舗限定商品でございます。
初回の入荷分はごく少量です。是非是非!
☆オマケ『RW9208D発売記念企画』その①
8月の終わりころから
ノーザンの靴コーナー脇で何やら工事が始まりました。
見たいけど、見ちゃイヤン。
・
・
・
そして9月のある日、ちょっと覗いてみると
なんだか味のある床に張り替え・・・
天井も古びたコンクリートみたいに・・・
寂れた配管???
そして9月19日
RWJ(レッド・ウィング・ジャパン)より2人のオッサン、いやリアル・ワーカーが来店。
リアル・ワーカーだけあって良く働きます。
何やら工場の地下倉庫にありそうな古びた什器も。
そして1日がかりで
レッド・ウィング・コーナー完成。
当時のアメリカの小物や什器、そして新・旧レッド・ウィングなどで、レッド・ウィングの世界観を表現。
みなさま、是非見にきてくださいね。
☆オマケ『RW9208D発売記念企画』その②
ノーザンのレッド・ウィング・コーナーにひっそりと展示されているこのLPレコード。
もう10年以上置いているけど、誰からも何の反応もありません(笑)。
こんな可愛そうな彼らに
ちょっと光をあててあげたいとおもいます。
☆RED WINGのみなさんの演奏をどうぞ。
ではでは、また。
141
昨日の雨も上がり、今日は爽やかな一日となりそうです。
まさに遠足日和ですね。
うちのチビも今日が小学校の遠足日だったのですが、なんとこんな日に限って家族全員朝寝坊!
7時半前には家を出なくてはいけないのに、布団から飛び起きたのが7時9分。
お弁当の用意もしていないし、てんやわんやの朝でした。
やっぱり朝からバタバタだと、なんだか今日一日落ち着かないような感じがしますね。
というわけで、今日は昨日入荷したコチラのモデルをご紹介いたします。
RED WING RW 9268D BLACK KLONDIKE ¥49,680
入荷前から非常にお問合せの多かったレッド・ウィングの9268D ブラック・クロンダイク。
80~90年代のモデルをお手本にした、いわゆる『茶芯』のエンジニア・ブーツです。
まずは恒例のディティール・チェック。
バックルは当時のプレスで製造されていたものを再現しました。
現在では廃止されたストラップのステッチも復活。
右足のシャフトの刻印も忠実に再現。
縦型の羽根タグ。
サイズ表記も旧式のスタンプ表記に。
このスタンプ用の機械は、長い間工場の地下倉庫に眠っていたものをメンテナンスして使えるようにしたそうです。
引退した元スタッフを呼び寄せて直してもらったという気合いの入れようです!
レッド・ウィングの従業員は家族的なつながりが強く、レッド・ウィング・シティに愛着を感じ長く住み続けるかたが多いと聞きました。
だから、こういうことも出来ちゃうんですね~、いい話やな~。
しかし、地下倉庫ってのも気になります。いつか潜入してみたいですね。
紙型(パターン)も現在とは異なり、シャフト(筒)部が少し細くすっきりしています。
比べてみると・・・同じサイズですが違いますね。
あとは、エンジニアお馴染みのディティールです。
革の断面が茶色です。。
そして、このブラック・クロンダイクの一番のポイントがこの革にあります。
先ほどの写真でもお分かりのように、裏は茶色。
芯まで黒く染めていません=茶芯。
履きこんでいって、ぶつけたりこすったりして、黒い塗膜が剥がれ、茶色い下地が出てくると何とも言えない味がでます。
ですから、もったいながらずガンガン履いて、そしてオイルを塗ってあげてください。
せっかくなので
9268D、タナベの30年くらい前のやつ、現行モデルを比べてみました。
それぞれ良さがあります。
くどいようですが、ワーク・ブーツは履きこんでナンボのもの。
これは茶芯ではありませんが、やはり履きこんだワーク・ブーツの存在感というものは凄いですね。
おっともうひとつ、箱も70年代のラベルを再現。
ワタシは覚えていませんが、タナベは『懐かしいな~』と見た瞬間、声を発していました。
余談ではありますが、このモデルに限らず、こういった手の込んだ別注モデルというのはちょっと昔は想像もつきませんでした。
というのも、ミネソタの田舎のオッチャンたちに言わせると
『ホワ~イ、ニホンジン、ソンナニコダワル?』
『コッチノト、ソンナニカワラナイデショ、イズントイット?』
『ソンナノメンドクサイヨ』
てなことだったそうです。
彼らが優先していたのは生産効率やコスト、ワーク・ブーツとしての機能性。
では何故それが変わったのか?
それは以前の輸入元時代からコツコツと積み上げてきた別注モデルの歴史が世界的に評価されてきたからです。
ジーンズを作業着としてしか見ていなかったアメリカ人がデニムのファッション性に気付いたのと同じ。
自国の伝統的なものの良さというのは、案外よそ者から指摘される気がつくことが多いという一例です。
ですから、イタリア・オヤジがレッド・ウィングを~とかロンドンのクラブでレッド・ウィングが~
などというのを聞いていてもイマイチ、ピンときません。
やっぱり、レッド・ウィングをよく分かった上で愛情もって履いているのは、日本のオジサン、ワタシよりもちょっと上の50~60代くらいのかたではないかとおもいます。
RED WING RW 9268D BLACK KLONDIKE ¥49,680
取扱い店舗限定商品でございます。
初回の入荷分はごく少量です。是非是非!
☆オマケ『RW9208D発売記念企画』その①
8月の終わりころから
ノーザンの靴コーナー脇で何やら工事が始まりました。
見たいけど、見ちゃイヤン。
・
・
・
そして9月のある日、ちょっと覗いてみると
なんだか味のある床に張り替え・・・
天井も古びたコンクリートみたいに・・・
寂れた配管???
そして9月19日
RWJ(レッド・ウィング・ジャパン)より2人のオッサン、いやリアル・ワーカーが来店。
リアル・ワーカーだけあって良く働きます。
何やら工場の地下倉庫にありそうな古びた什器も。
そして1日がかりで
レッド・ウィング・コーナー完成。
当時のアメリカの小物や什器、そして新・旧レッド・ウィングなどで、レッド・ウィングの世界観を表現。
みなさま、是非見にきてくださいね。
☆オマケ『RW9208D発売記念企画』その②
ノーザンのレッド・ウィング・コーナーにひっそりと展示されているこのLPレコード。
もう10年以上置いているけど、誰からも何の反応もありません(笑)。
こんな可愛そうな彼らに
ちょっと光をあててあげたいとおもいます。
☆RED WINGのみなさんの演奏をどうぞ。
ではでは、また。
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