みなさん、こんにちは。カタギリです。
いきなりですが、まずは一曲。
誰が考えたのかはわかりませんが、「お見事ッ!!!」と膝を打たずにはいられません。
ディランの「Like A Rooling Stone」と、JBの「Sex Machine」をミックスして、曲名がずばり、
Like A Rolling Sex Machine…
刺激的なタイトルとは裏腹に、なんだかとても素晴らしい曲に仕上がっちゃってます。
特にサビ。
「How does it feel ?(どんな気分だい?)」
の部分に、JBの
「I feel good.(良い感じさ。)」
をハメちゃうあたりがなかなか、というかとっても巧みです。
これ、終盤のディランの声をもう少し自然にミックスできていれば、CD出たら買いたいくらいです。
スゴイことを考える人がいるもんですなぁ。
というわけで今日の一曲、でした。
本題に入ります。
昨日、ミステリーランチの補充が入りました。
で、
みんな大好き、Multicamカラーもビシビシッと揃いました。
なので今日はMulticamにスポットを当ててみようと思います。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
この迷彩柄、Multicam。
私は長い間、
マルチカモ
だと思っていました。
しかし正しくは、
マルチカム
なんです。
確かにMulticamo
じゃなくて、
Multicam
ですからね。「モ」じゃなくて「ム」ですね。
で、このマルチカム。2000年代の頭にアメリカで登場します。
ここからしばらくは「マルチカムの歴史」のお話になりますから、興味ない人は飛ばしてください。
クライ・プレシジョンという会社が開発した柄で、アメリカ陸軍の迷彩コンペ、みたいなものに出品というか、参加するわけです。
ところがそこでデジタル・カモに負けちゃって不採用になります。
で、しばらく民生用として販売されたり、民間の軍事会社に採用されたりしていたわけです。
ところがところが、コンペを通って採用されたはずのデジタル・カモが意外と軍内で不評だったわけです。
で、結局少し色彩をアレンジしたものがアメリカ陸軍に正式採用されるわけです。
さらに、イギリス陸軍はグルジア陸軍にも採用されたそうです(Wikipediaより)。
このマルチカムという柄は、見る角度によって微妙に見え方が変わるんです。
それがつまり、林や草原、あるいは砂地や水場なんかでも視認されにくい、ということに繋がるわけですね。
で、このマルチカム。
我々洋服屋的にナイスな点、というのを考えてみますと、やはり合わせやすさという点に尽きると思います。
迷彩のミリタリー感は当然あるんですが、ウッドランド・カモやタイガー・カモほどの「ザ・迷彩」という雰囲気がないんですね。
もちろんウッドランドもタイガーも好きですけど。
よりシックと言いますか、さりげない雰囲気になるんです。
実際に見ていきましょう。
メッセンジャー・タイプのINVADER。 ¥28,080
SHIRT / HAVERSACK COTTON/LINEN BLOCKCHECK SHIRT ¥14,040
チェックのシャツに合わせたって不思議とキレイに収まっています。
この"合わせやすさ"なんです。
インベーダーはマルチカム×コヨーテのコンビになっています。
コヨーテもノーザンでは人気色ですね。
このへんの作りが最高です。
フィット感も抜群。
自転車を激しくこいでも大丈夫。
走ってもズレません。
小振りなBOP。 ¥6,480
このBOPも作り込みの凄いポーチなんですが、
嬉しいのはここ。
階級賞とか部隊賞を貼るためのマジック・テープもマルチカム。
「階級賞とか貼るのに、意味があるのか?」
というナンセンスな質問はいけません。
「おぉ、格好良いじゃないか」
でOKなんです。ははは。
特殊部隊で使われていたパックがベースになっているガンファイター。 ¥35,640
約21リットルで普段使いにちょうど良いサイズ。
これも…
脇のウェビング・テープがマルチカム。
異なる柄のテープを使っていたことで敵に見つかったら、それはシャレになりません。
「じゃあジッパーは?」
という質問はいけません。
受け付けません。
今回はネイビー系のブロック・チェックのシャツに合わせてみましたが、もちろんギンガムとかタッタソールなんかでもあまり色を問わず合わせられますし、ストライプとかボーダーなんかも全くノー問題。
意外と合わせやすい柄なんです。
ほら、「迷彩だから」と言って苦手意識をお持ちだった方も、少し認識を改めたでしょう?
是非チャレンジしてみてください。
以上、マルチカム特集でした。
マルチカム以外にも、ミステリーランチの切らしていたヤツがいくつか入荷していますので、HPの方でチェックしてみてください。→MYSTERY RANCH
◎いちおう原曲も。
冒頭でご紹介した「Like A Rolling Sex Machine」ですが、いちおう合成前の2曲も貼っておきましょう。
まずディラン。
やっぱ原曲聴くと、「原曲良いな」って思いますね…
…。
いや、それは当たり前。
それでいいんです。
次、JB。
これもやっぱり原曲の方が…
…。
やはりオリジナルの強さ、ってのは確実にありますなぁ。
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ
いきなりですが、まずは一曲。
誰が考えたのかはわかりませんが、「お見事ッ!!!」と膝を打たずにはいられません。
ディランの「Like A Rooling Stone」と、JBの「Sex Machine」をミックスして、曲名がずばり、
Like A Rolling Sex Machine…
刺激的なタイトルとは裏腹に、なんだかとても素晴らしい曲に仕上がっちゃってます。
特にサビ。
「How does it feel ?(どんな気分だい?)」
の部分に、JBの
「I feel good.(良い感じさ。)」
をハメちゃうあたりがなかなか、というかとっても巧みです。
これ、終盤のディランの声をもう少し自然にミックスできていれば、CD出たら買いたいくらいです。
スゴイことを考える人がいるもんですなぁ。
というわけで今日の一曲、でした。
本題に入ります。
昨日、ミステリーランチの補充が入りました。
で、
みんな大好き、Multicamカラーもビシビシッと揃いました。
なので今日はMulticamにスポットを当ててみようと思います。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
この迷彩柄、Multicam。
私は長い間、
マルチカモ
だと思っていました。
しかし正しくは、
マルチカム
なんです。
確かにMulticamo
じゃなくて、
Multicam
ですからね。「モ」じゃなくて「ム」ですね。
で、このマルチカム。2000年代の頭にアメリカで登場します。
ここからしばらくは「マルチカムの歴史」のお話になりますから、興味ない人は飛ばしてください。
クライ・プレシジョンという会社が開発した柄で、アメリカ陸軍の迷彩コンペ、みたいなものに出品というか、参加するわけです。
ところがそこでデジタル・カモに負けちゃって不採用になります。
で、しばらく民生用として販売されたり、民間の軍事会社に採用されたりしていたわけです。
ところがところが、コンペを通って採用されたはずのデジタル・カモが意外と軍内で不評だったわけです。
で、結局少し色彩をアレンジしたものがアメリカ陸軍に正式採用されるわけです。
さらに、イギリス陸軍はグルジア陸軍にも採用されたそうです(Wikipediaより)。
このマルチカムという柄は、見る角度によって微妙に見え方が変わるんです。
それがつまり、林や草原、あるいは砂地や水場なんかでも視認されにくい、ということに繋がるわけですね。
で、このマルチカム。
我々洋服屋的にナイスな点、というのを考えてみますと、やはり合わせやすさという点に尽きると思います。
迷彩のミリタリー感は当然あるんですが、ウッドランド・カモやタイガー・カモほどの「ザ・迷彩」という雰囲気がないんですね。
もちろんウッドランドもタイガーも好きですけど。
よりシックと言いますか、さりげない雰囲気になるんです。
実際に見ていきましょう。
メッセンジャー・タイプのINVADER。 ¥28,080
SHIRT / HAVERSACK COTTON/LINEN BLOCKCHECK SHIRT ¥14,040
チェックのシャツに合わせたって不思議とキレイに収まっています。
この"合わせやすさ"なんです。
インベーダーはマルチカム×コヨーテのコンビになっています。
コヨーテもノーザンでは人気色ですね。
このへんの作りが最高です。
フィット感も抜群。
自転車を激しくこいでも大丈夫。
走ってもズレません。
小振りなBOP。 ¥6,480
このBOPも作り込みの凄いポーチなんですが、
嬉しいのはここ。
階級賞とか部隊賞を貼るためのマジック・テープもマルチカム。
「階級賞とか貼るのに、意味があるのか?」
というナンセンスな質問はいけません。
「おぉ、格好良いじゃないか」
でOKなんです。ははは。
特殊部隊で使われていたパックがベースになっているガンファイター。 ¥35,640
約21リットルで普段使いにちょうど良いサイズ。
これも…
脇のウェビング・テープがマルチカム。
異なる柄のテープを使っていたことで敵に見つかったら、それはシャレになりません。
「じゃあジッパーは?」
という質問はいけません。
受け付けません。
今回はネイビー系のブロック・チェックのシャツに合わせてみましたが、もちろんギンガムとかタッタソールなんかでもあまり色を問わず合わせられますし、ストライプとかボーダーなんかも全くノー問題。
意外と合わせやすい柄なんです。
ほら、「迷彩だから」と言って苦手意識をお持ちだった方も、少し認識を改めたでしょう?
是非チャレンジしてみてください。
以上、マルチカム特集でした。
マルチカム以外にも、ミステリーランチの切らしていたヤツがいくつか入荷していますので、HPの方でチェックしてみてください。→MYSTERY RANCH
◎いちおう原曲も。
冒頭でご紹介した「Like A Rolling Sex Machine」ですが、いちおう合成前の2曲も貼っておきましょう。
まずディラン。
やっぱ原曲聴くと、「原曲良いな」って思いますね…
…。
いや、それは当たり前。
それでいいんです。
次、JB。
これもやっぱり原曲の方が…
…。
やはりオリジナルの強さ、ってのは確実にありますなぁ。
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ