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HIGH ACEのウォレットにニュー・タイプが登場しました。(2014.02.01)

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みなさん、こんにちは。カタギリです。

アメリカのAmazonが、ある特許を取得したそうです。で、その特許内容から推測するとどうやらAmazonは近いうちに…

顧客が商品を購入する前に、商品を出荷するサービス

を検討しているみたいです。

「…はい?」という感じですが、要はこういうことみたいです。

ユーザーが商品を閲覧していた時間や、マウス・カーソルの滞在時間(購入ボタン上でフラフラ迷っていた時間も!)、そこにさらに購入履歴などを元にして「購入の可能性」を判断。

で、「可能性が高い」と判断したら、ユーザーの最寄のハブ、あるいはトラック(!?)まで先に運んじゃう、ということだそうです。

ここまで聞いても「…はい?」という感じですね。

注文後、10分くらいで届く日も近いかも。

スゲーなぁAmazon。

もはや意味がわかりません。

そこまでやる必要あるのか?という気がしますが、そういうこと言っていると進歩がないわけで。

どういうことになるのか、けっこう楽しみです。

…あ、そこで以前に発表された無人ヘリが活きるのか!?

ドキドキ。


というわけで、今日の本題に入ります。

昨日、ハイ・エースのウォレットが入荷しました。

お馴染みの、

higha 009.JPG
ウォレット・ショート。

それから…

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


higha 010.JPG
ウォレット・ロング。

higha 011.JPG
そしてビルフォード。

どれもお馴染みのモデルです。

しかし。

今回。

改良を加えました。

「使いやすさ」アップに成功しました。

さらにいうと、実はコードバン自体も違う革になりました。

今回は、水染めのコードバンになりました。

馴染みのある言い方をすると「シェル・コードバン」になります。

これまでの顔料染コードバンと比べるとよりツヤ感が強く、いわゆる「コードバンらしい」表情のある革ですね。

ただこれは「シェル・コードバン=良い」「顔料染コードバン=×」ということではないんです。

それぞれに持ち味があるので「良いor悪い」という話ではなく、「違う雰囲気です」というだけの話です。

そんなわけで、今回のモデルは「ウォレット・ショート」「ウォレット・ロング」、「ビルフォード」という名前になっております。

では、それぞれのモデルを見ていきましょう。

まずは、

「ウォレット・ショートⅡ」からいきましょうか。

highace 012.JPG
革の雰囲気は違いますが、外側と内側の色を変えたブラックとブラウンの2トーン、というのはこれまでと同様です。

highace 016.JPG
折りたたむとこうですね。

highace 013.JPG
highace 014.JPG
highace 015.JPG
デザインも以前と同じです。

で、「改良」ってのがなんなのか、というと…

highace 017.JPG
ここです。

コードバンだったパーツを一枚、しなやかなカウハイドに変更しています。

これによって、とても「折り畳みやすく」なりました。

これまでの仕様だと、とにかく硬くて馴染んで自然に折りたためるようになるまで、けっこう時間がかかりました。

「それが持ち味だろ?」という声も根強かったんですが、とりあえず今回はこういう仕様で作ってもらいました。

コードバン製ウォレットの雰囲気を損なうことなく、実用性もup。

かなり狙い通りの仕上がりであります。

highace 023.JPG
highace 024.JPG
ちなみに上の写真の逆バージョン、外側ブラウン内側ブラックがこれ。

やっぱどちらも格好良いです。


次はこちら。

highace 026.JPG
「ウォレット・ロングⅡ」。

これが今回、一番大きく変わったモデルですね。

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はい、ここ!

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スナップ・ボタン留めだったコイン・ポケットがジッパーになりました。

これに関してはどちらが使いやすいかは人それぞれ、だと思います。あと“好み”と。

こちらは内側がブラウンなので、
highace 031.JPG
外側はブラックです。

highace 032.JPG
で、こちらが逆バージョン。

highace 037.JPG
highace 038.JPG
外側ブラウン内側ブラック。

甲乙つけがたし。

こちらももちろんパーツを一枚カウハイドにすることで実用性がアップ。

この「ウォレット・ロング」が一番“曲げにくい”モデルだったんですが、それも解消。

良い感じです。

highace 006.JPG
最後は「ビルフォードⅡ」。

highace 007.JPG
こちらはデザインに変更なし。

革が「シェル・コードバン」になり、

highace 010.JPG
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折り畳みやすい仕様になりました。

私が考える「ビルフォード」の肝はここ。

highace 008.JPG
コイン・ケースのフラップ裏のカード入れ。

奥様や恋人にナイショの「ウフフ」な名刺などはここが意外とバレないかもしれません。

…いや、バレるか。

そういうのは必ずいつかバレるもんですからね。

え~っとまぁ、とにかくなかなかナイスなアイデアだと思います。このカード入れ。

highace 001.JPG
で、こちらが逆バージョンの外ブラック内ブラウン。

highace 005.JPG
閉じるとこう。


こういう感じで、「ウォレット・ロング」なんかはデザインから変わりましたが、革のツヤが増し、折りたたみやすくなり、なかなかの「リニューアル」となりました。

どれもこれまでと同様、自信を持ってオススメできる仕上がりになっています。

是非、自分へのご褒美に。

あるいは女性から男性へのバレンタインのプレゼントに、というのもアリだと思います。

男なんてどーせ安いチョコでもいいんですから、高級な美味しいチョコは自分用で、男には“モノ”で。

というのもいいんじゃないでしょうか。

HIGH ACE WALLET

是非ぜひ。


◎追悼 アラゴネス
昨日の夕方、悲しいニュースが飛び込んできました。

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元スペイン代表監督ルイス・アラゴネスが亡くなったそうです。

08年のユーロで彼が考案した、D・シルバ、セスク、シャビ、イニエスタを2列目にズラッと並べるポゼッション重視のシステムが、その後のスペイン黄金時代を築いたことは言うまでもありません。

それまで私はこの人を、「激高しやすい困ったおじいちゃん、けど意外と嫌われない」くらいに考えていましたが、08年に「なんだ、スゲー人じゃんか」と考えを改めました。


そして、その08ユーロの優勝のときのエピソード。

表彰式後、アラゴネスは選手とは別の階段でこっそりロッカールームに戻ったそうです。「優勝は選手の力」という思いがあったとか。

しかし、トロフィーを受け取ったばかりではしゃぎまくっている選手たちの中で、アラゴネスがいないことにいち早く気付いたのがプジョル。さすがです。

「おい、ルイス(・アラゴネス)がいないじゃないか!!」

プジョルは選手たちを引き連れて、急いで呼び戻しにいったそうです。

プジョルは決勝前日に「ルイスのために優勝したいんだ。彼はそれに値するんだから。」という熱いコメントをしていました。

うぅ…(涙)

さらに。

その翌日だか翌々日だかに、スペインの「マルカ」紙の取材を受けるために本社を訪れたアラゴネス。

すると社内で2分近く拍手が鳴りやまなかったそうです。するとアラゴネスは、

「やめてくれ。そんなことをされては感極まるじゃないか。批判に耐える方がまだましだ。」

と返したそうです。

うぅ…(涙)

まとめるとつまり、

激高しやすい困った人だけど、選手からはとても愛される超一流の監督

ということですね。

ナイス・キャラでした。

日本でインタビューの訳なんかを読むと、必ず口調が、

「~じゃよ」
「~と思うんじゃ」

という爺さん口調に訳されているのが好きでした(笑)

ご冥福をお祈りします。

ちなみに、レアルなどで活躍したイバン・エルゲラなんかは、アラゴネスをそれはそれは嫌っているみたいです(笑)


というわけで、今日はここまで。

ありがとうございました。

それでは、また。

カタギリ

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