みなさん、こんにちは。カタギリです。
アメリカのAmazonが、ある特許を取得したそうです。で、その特許内容から推測するとどうやらAmazonは近いうちに…
顧客が商品を購入する前に、商品を出荷するサービス
を検討しているみたいです。
「…はい?」という感じですが、要はこういうことみたいです。
ユーザーが商品を閲覧していた時間や、マウス・カーソルの滞在時間(購入ボタン上でフラフラ迷っていた時間も!)、そこにさらに購入履歴などを元にして「購入の可能性」を判断。
で、「可能性が高い」と判断したら、ユーザーの最寄のハブ、あるいはトラック(!?)まで先に運んじゃう、ということだそうです。
ここまで聞いても「…はい?」という感じですね。
注文後、10分くらいで届く日も近いかも。
スゲーなぁAmazon。
もはや意味がわかりません。
そこまでやる必要あるのか?という気がしますが、そういうこと言っていると進歩がないわけで。
どういうことになるのか、けっこう楽しみです。
…あ、そこで以前に発表された無人ヘリが活きるのか!?
ドキドキ。
というわけで、今日の本題に入ります。
昨日、ハイ・エースのウォレットが入荷しました。
お馴染みの、
ウォレット・ショート。
それから…
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ウォレット・ロング。
そしてビルフォード。
どれもお馴染みのモデルです。
しかし。
今回。
改良を加えました。
「使いやすさ」アップに成功しました。
さらにいうと、実はコードバン自体も違う革になりました。
今回は、水染めのコードバンになりました。
馴染みのある言い方をすると「シェル・コードバン」になります。
これまでの顔料染コードバンと比べるとよりツヤ感が強く、いわゆる「コードバンらしい」表情のある革ですね。
ただこれは「シェル・コードバン=良い」「顔料染コードバン=×」ということではないんです。
それぞれに持ち味があるので「良いor悪い」という話ではなく、「違う雰囲気です」というだけの話です。
そんなわけで、今回のモデルは「ウォレット・ショートⅡ」「ウォレット・ロングⅡ」、「ビルフォードⅡ」という名前になっております。
では、それぞれのモデルを見ていきましょう。
まずは、
「ウォレット・ショートⅡ」からいきましょうか。
革の雰囲気は違いますが、外側と内側の色を変えたブラックとブラウンの2トーン、というのはこれまでと同様です。
折りたたむとこうですね。
デザインも以前と同じです。
で、「改良」ってのがなんなのか、というと…
ここです。
コードバンだったパーツを一枚、しなやかなカウハイドに変更しています。
これによって、とても「折り畳みやすく」なりました。
これまでの仕様だと、とにかく硬くて馴染んで自然に折りたためるようになるまで、けっこう時間がかかりました。
「それが持ち味だろ?」という声も根強かったんですが、とりあえず今回はこういう仕様で作ってもらいました。
コードバン製ウォレットの雰囲気を損なうことなく、実用性もup。
かなり狙い通りの仕上がりであります。
ちなみに上の写真の逆バージョン、外側ブラウン内側ブラックがこれ。
やっぱどちらも格好良いです。
次はこちら。
「ウォレット・ロングⅡ」。
これが今回、一番大きく変わったモデルですね。
はい、ここ!
スナップ・ボタン留めだったコイン・ポケットがジッパーになりました。
これに関してはどちらが使いやすいかは人それぞれ、だと思います。あと“好み”と。
こちらは内側がブラウンなので、
外側はブラックです。
で、こちらが逆バージョン。
外側ブラウン内側ブラック。
甲乙つけがたし。
こちらももちろんパーツを一枚カウハイドにすることで実用性がアップ。
この「ウォレット・ロング」が一番“曲げにくい”モデルだったんですが、それも解消。
良い感じです。
最後は「ビルフォードⅡ」。
こちらはデザインに変更なし。
革が「シェル・コードバン」になり、
折り畳みやすい仕様になりました。
私が考える「ビルフォード」の肝はここ。
コイン・ケースのフラップ裏のカード入れ。
奥様や恋人にナイショの「ウフフ」な名刺などはここが意外とバレないかもしれません。
…いや、バレるか。
そういうのは必ずいつかバレるもんですからね。
え~っとまぁ、とにかくなかなかナイスなアイデアだと思います。このカード入れ。
で、こちらが逆バージョンの外ブラック内ブラウン。
閉じるとこう。
こういう感じで、「ウォレット・ロング」なんかはデザインから変わりましたが、革のツヤが増し、折りたたみやすくなり、なかなかの「リニューアル」となりました。
どれもこれまでと同様、自信を持ってオススメできる仕上がりになっています。
是非、自分へのご褒美に。
あるいは女性から男性へのバレンタインのプレゼントに、というのもアリだと思います。
男なんてどーせ安いチョコでもいいんですから、高級な美味しいチョコは自分用で、男には“モノ”で。
というのもいいんじゃないでしょうか。
☆HIGH ACE WALLET
是非ぜひ。
◎追悼 アラゴネス
昨日の夕方、悲しいニュースが飛び込んできました。
元スペイン代表監督ルイス・アラゴネスが亡くなったそうです。
08年のユーロで彼が考案した、D・シルバ、セスク、シャビ、イニエスタを2列目にズラッと並べるポゼッション重視のシステムが、その後のスペイン黄金時代を築いたことは言うまでもありません。
それまで私はこの人を、「激高しやすい困ったおじいちゃん、けど意外と嫌われない」くらいに考えていましたが、08年に「なんだ、スゲー人じゃんか」と考えを改めました。
そして、その08ユーロの優勝のときのエピソード。
表彰式後、アラゴネスは選手とは別の階段でこっそりロッカールームに戻ったそうです。「優勝は選手の力」という思いがあったとか。
しかし、トロフィーを受け取ったばかりではしゃぎまくっている選手たちの中で、アラゴネスがいないことにいち早く気付いたのがプジョル。さすがです。
「おい、ルイス(・アラゴネス)がいないじゃないか!!」
プジョルは選手たちを引き連れて、急いで呼び戻しにいったそうです。
プジョルは決勝前日に「ルイスのために優勝したいんだ。彼はそれに値するんだから。」という熱いコメントをしていました。
うぅ…(涙)
さらに。
その翌日だか翌々日だかに、スペインの「マルカ」紙の取材を受けるために本社を訪れたアラゴネス。
すると社内で2分近く拍手が鳴りやまなかったそうです。するとアラゴネスは、
「やめてくれ。そんなことをされては感極まるじゃないか。批判に耐える方がまだましだ。」
と返したそうです。
うぅ…(涙)
まとめるとつまり、
激高しやすい困った人だけど、選手からはとても愛される超一流の監督
ということですね。
ナイス・キャラでした。
日本でインタビューの訳なんかを読むと、必ず口調が、
「~じゃよ」
「~と思うんじゃ」
という爺さん口調に訳されているのが好きでした(笑)
ご冥福をお祈りします。
ちなみに、レアルなどで活躍したイバン・エルゲラなんかは、アラゴネスをそれはそれは嫌っているみたいです(笑)
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ
アメリカのAmazonが、ある特許を取得したそうです。で、その特許内容から推測するとどうやらAmazonは近いうちに…
顧客が商品を購入する前に、商品を出荷するサービス
を検討しているみたいです。
「…はい?」という感じですが、要はこういうことみたいです。
ユーザーが商品を閲覧していた時間や、マウス・カーソルの滞在時間(購入ボタン上でフラフラ迷っていた時間も!)、そこにさらに購入履歴などを元にして「購入の可能性」を判断。
で、「可能性が高い」と判断したら、ユーザーの最寄のハブ、あるいはトラック(!?)まで先に運んじゃう、ということだそうです。
ここまで聞いても「…はい?」という感じですね。
注文後、10分くらいで届く日も近いかも。
スゲーなぁAmazon。
もはや意味がわかりません。
そこまでやる必要あるのか?という気がしますが、そういうこと言っていると進歩がないわけで。
どういうことになるのか、けっこう楽しみです。
…あ、そこで以前に発表された無人ヘリが活きるのか!?
ドキドキ。
というわけで、今日の本題に入ります。
昨日、ハイ・エースのウォレットが入荷しました。
お馴染みの、
ウォレット・ショート。
それから…
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ウォレット・ロング。
そしてビルフォード。
どれもお馴染みのモデルです。
しかし。
今回。
改良を加えました。
「使いやすさ」アップに成功しました。
さらにいうと、実はコードバン自体も違う革になりました。
今回は、水染めのコードバンになりました。
馴染みのある言い方をすると「シェル・コードバン」になります。
これまでの顔料染コードバンと比べるとよりツヤ感が強く、いわゆる「コードバンらしい」表情のある革ですね。
ただこれは「シェル・コードバン=良い」「顔料染コードバン=×」ということではないんです。
それぞれに持ち味があるので「良いor悪い」という話ではなく、「違う雰囲気です」というだけの話です。
そんなわけで、今回のモデルは「ウォレット・ショートⅡ」「ウォレット・ロングⅡ」、「ビルフォードⅡ」という名前になっております。
では、それぞれのモデルを見ていきましょう。
まずは、
「ウォレット・ショートⅡ」からいきましょうか。
革の雰囲気は違いますが、外側と内側の色を変えたブラックとブラウンの2トーン、というのはこれまでと同様です。
折りたたむとこうですね。
デザインも以前と同じです。
で、「改良」ってのがなんなのか、というと…
ここです。
コードバンだったパーツを一枚、しなやかなカウハイドに変更しています。
これによって、とても「折り畳みやすく」なりました。
これまでの仕様だと、とにかく硬くて馴染んで自然に折りたためるようになるまで、けっこう時間がかかりました。
「それが持ち味だろ?」という声も根強かったんですが、とりあえず今回はこういう仕様で作ってもらいました。
コードバン製ウォレットの雰囲気を損なうことなく、実用性もup。
かなり狙い通りの仕上がりであります。
ちなみに上の写真の逆バージョン、外側ブラウン内側ブラックがこれ。
やっぱどちらも格好良いです。
次はこちら。
「ウォレット・ロングⅡ」。
これが今回、一番大きく変わったモデルですね。
はい、ここ!
スナップ・ボタン留めだったコイン・ポケットがジッパーになりました。
これに関してはどちらが使いやすいかは人それぞれ、だと思います。あと“好み”と。
こちらは内側がブラウンなので、
外側はブラックです。
で、こちらが逆バージョン。
外側ブラウン内側ブラック。
甲乙つけがたし。
こちらももちろんパーツを一枚カウハイドにすることで実用性がアップ。
この「ウォレット・ロング」が一番“曲げにくい”モデルだったんですが、それも解消。
良い感じです。
最後は「ビルフォードⅡ」。
こちらはデザインに変更なし。
革が「シェル・コードバン」になり、
折り畳みやすい仕様になりました。
私が考える「ビルフォード」の肝はここ。
コイン・ケースのフラップ裏のカード入れ。
奥様や恋人にナイショの「ウフフ」な名刺などはここが意外とバレないかもしれません。
…いや、バレるか。
そういうのは必ずいつかバレるもんですからね。
え~っとまぁ、とにかくなかなかナイスなアイデアだと思います。このカード入れ。
で、こちらが逆バージョンの外ブラック内ブラウン。
閉じるとこう。
こういう感じで、「ウォレット・ロング」なんかはデザインから変わりましたが、革のツヤが増し、折りたたみやすくなり、なかなかの「リニューアル」となりました。
どれもこれまでと同様、自信を持ってオススメできる仕上がりになっています。
是非、自分へのご褒美に。
あるいは女性から男性へのバレンタインのプレゼントに、というのもアリだと思います。
男なんてどーせ安いチョコでもいいんですから、高級な美味しいチョコは自分用で、男には“モノ”で。
というのもいいんじゃないでしょうか。
☆HIGH ACE WALLET
是非ぜひ。
◎追悼 アラゴネス
昨日の夕方、悲しいニュースが飛び込んできました。
元スペイン代表監督ルイス・アラゴネスが亡くなったそうです。
08年のユーロで彼が考案した、D・シルバ、セスク、シャビ、イニエスタを2列目にズラッと並べるポゼッション重視のシステムが、その後のスペイン黄金時代を築いたことは言うまでもありません。
それまで私はこの人を、「激高しやすい困ったおじいちゃん、けど意外と嫌われない」くらいに考えていましたが、08年に「なんだ、スゲー人じゃんか」と考えを改めました。
そして、その08ユーロの優勝のときのエピソード。
表彰式後、アラゴネスは選手とは別の階段でこっそりロッカールームに戻ったそうです。「優勝は選手の力」という思いがあったとか。
しかし、トロフィーを受け取ったばかりではしゃぎまくっている選手たちの中で、アラゴネスがいないことにいち早く気付いたのがプジョル。さすがです。
「おい、ルイス(・アラゴネス)がいないじゃないか!!」
プジョルは選手たちを引き連れて、急いで呼び戻しにいったそうです。
プジョルは決勝前日に「ルイスのために優勝したいんだ。彼はそれに値するんだから。」という熱いコメントをしていました。
うぅ…(涙)
さらに。
その翌日だか翌々日だかに、スペインの「マルカ」紙の取材を受けるために本社を訪れたアラゴネス。
すると社内で2分近く拍手が鳴りやまなかったそうです。するとアラゴネスは、
「やめてくれ。そんなことをされては感極まるじゃないか。批判に耐える方がまだましだ。」
と返したそうです。
うぅ…(涙)
まとめるとつまり、
激高しやすい困った人だけど、選手からはとても愛される超一流の監督
ということですね。
ナイス・キャラでした。
日本でインタビューの訳なんかを読むと、必ず口調が、
「~じゃよ」
「~と思うんじゃ」
という爺さん口調に訳されているのが好きでした(笑)
ご冥福をお祈りします。
ちなみに、レアルなどで活躍したイバン・エルゲラなんかは、アラゴネスをそれはそれは嫌っているみたいです(笑)
というわけで、今日はここまで。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ