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REDWING BECKMAN 9011,9014,9013 / レッドウィング ベックマンの話 (2014.01.05)

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あけましておめでとうございます。カタギリです。

2014年も、どうぞよろしくお願いいたします。

2014年もですね、私のブログは洋服4割・サッカー4割・おでかけ1割・その他1割、という感じでお送りします。

…いや、今年はなんといってもW杯イヤー。

サッカーの話が5割を超えるかもしれません。

それはまぁ仕方ないよね、と思って許してください。

そんなわけで新年一発目のカタギリのブログ、何の話をさせていただくか、を3分ほど悩んだ結果…

こちらのお話をさせていただくことにしました。

a 020.JPG
私の愛するベックマンです。

間違いなく、2013年に私が最も履いた靴です。

それだけでなく、2012年も2011年も最も登場回数の多かった靴はコレだと断言できます。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


ブログを継続的にご覧いただいている方ならもうお分かりだと思いますが、本当に頻繁に登場させてます。

好きだからです。

単純に見た目のデザイン、格好良さが好きなんですが、それに加えてとにかく「合わせを選ばない」。

こんなに合わせを選ばない靴もそうないぞ、というくらいの合わせやすさなんです。

で、今回ご紹介するのは「フェザーストーン・レザー」を使用した9011,9014,9013の3型です。

「セトラー・レザー」の9022,9023あたりはまた次回以降、ということでご了承ください。

というのもちょうど先日、上記3色のHPの商品写真を撮影し直したんです。

なのでちょうど新しいキレイな写真が残っていたという…

てへ。

そんなわけで、せっかくなので一足ずつ見ていきましょう。

まずはブラックチェリー・カラーの9011。

beckman 001.JPG
私が「アホか」というくらい履いているヤツです。

よりによってこの9011が現在ノーザンにも、レッドウィング・ジャパンにも品薄状態でして、サイズによっては入荷までお時間をいただく感じになっております。

その辺もどうかご了承ください。

beckman 002.JPG
靴の横顔です。

タナベも繰り返し言っておりますが、やはりレッドウィングのプレーントゥ系に使われている#8ラストは傑作だと思います。

このバランスの良さ。

適度に丸く、適度にシャープ。程よいボリューム。

究極だと思います。

beckman 003.JPG
つま先。

革の、この「きめの細かさ」がポイント。

この「フェザーストーン・レザー」は、厳選された最上級のハイドからのみ鞣される、耐久性と美しさを兼ね備えた革です。

これが履きこむほどに深みとツヤを増していくわけです。

beckman 004.JPG
紐は現在、ロウ引きの紐が使われています。

耐久性があって緩みにくい、ワークブーツにぴったりの紐でございます。

その分、締めにくくもあるんですけどね…。

その“締めにくさ”すら楽しめるようになって、ようやく一人前のレッドウィンガーと認められるようになります。

で、この紐は現在のところベックマン・シリーズにしか採用されていません。

それを見てもこのベックマンがいかに“気合の入った”モデルなのかが分かるでしょう。

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後。

キレイです。

ソールの見え方のバランスも良いですね。

beckman 006.JPG
そのソール。

レザー&ラグです。

beckman 013.JPG
レザー・ソールの下にラグ・ソールを貼り付けたソールです。

なので、どうしても白底などのラバー系ソールに比べると水には弱いです。

が、多少の雨とか雪であれば全然問題なく履けます。

私は履いてます。

ヒドイ雨や雪の日にはもちろん他の靴を履きますけどね。

ちなみに、今日ももちろん履いてます。

a 021.JPG
偏愛、といっても良いでしょう。


というわけで、次。

beckman 007.JPG
ブラックの9014です。

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黒だと、色の変化というものはないんですが、そのかわりツヤ感やシワの雰囲気がやはり茶系にはない良さがあります。

「俺は黒しか履かないぜ」という方にはこちらがオススメですな。

私は基本的にほとんど黒い靴は履かないんですが、このベックマンの黒はけっこう「グラッ」ときてます。

格好良いですよね。

ちなみにこちらの9014も現在品薄状態になっております。こちらもサイズによっては次回入荷までお時間をいただくことがございます。ご了承ください。


次はこちら。

beckman 014.JPG
チェスナッツの9013。

これもノーザンでは人気色です。

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この色だと、「革の良さ」ってのが一番分かりやすいかもしれません。

beckman 016.JPG
この質感ですよ。

まぁ写真ではなかなか質感まではお伝えできないんですが…

キメが細かく、しっとりとしつつもハリがあって。

良い革なんです、とにかく(笑)


そして、肝心の「お手入れ」なんですが、この革はミンクオイルではなく靴クリームによるお手入れをオススメします。

その方法に関しましては、素晴らしい「お手入れブログ」がありますので、そちらをご覧いただいた方が良いと思います。 ↓

『久しぶりにレッドウィング・ベックマンのお手入れ (2012.11.08)』

そう、私です(笑)

上のブログではブラックチェリーに黒のクリームを塗っていますが、もちろん黒ではなくて「バーガンディ」系のクリームを塗ってもOKです。

というかバーガンディ系のクリームの方がドンピシャです。

ただ、「ブラックチェリーに黒いクリーム」のように、一段濃い色のクリームを塗って深みを出す、というのもオススメです。

「チェスナッツにダーク・ブラウンのクリーム」とかね。

まぁその辺は「好み」の問題ですから、「革の色にドンピシャのクリーム」でも「革の色よりも一段濃い色のクリーム」でも、どちらでもOKです。


※上記のブログでは『コルドヌリ・アングレーズ』のクリームを使用していますが、現在は取扱いを終了しております。現在取り扱っているクリームは『M.MOWBRAY』のものになります。効果はほぼ同じですので、ご了承ください。


いかがだったでしょうか、ベックマン。

既にお持ちの方も、まだお持ちでない方も、改めてみるとやっぱり良いでしょう?

今年もですね、え~私カタギリはベックマン普及委員長(自称)としてですね、え~ベックマンの普及に~努めてまいりたいと。

あ~思う所存でございます。

よろしくお願いいたします。


というわけで改めてベックマンの話、でした。

REDWING BECKMAN 9011,9014,9013



◎追悼 大瀧詠一
松本隆がツイッターで大瀧詠一に送るコメントを発表したそうです。

「北へ還る十二月の旅人よ。ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。 なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。 苦く美しい青春をありがとう」

とても美しい文章ですね。

グッときます。というか少し泣きました。

大晦日のあの日、訃報を聞いた後、少し車に乗る用事があったのでナビのHDDに収録されているはっぴいえんどを聴きました。



ご冥福をお祈りします。


というわけで今日はここまで。

ありがとうございました。

それでは、また。

カタギリ


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