みなさん、こんにちは。141です。
今日の新潟の予報は最高気温12℃!
春ですね~、春。
でも、最低気温はマイナス3℃!
真冬並み、地面も凍っていました。
こんな時、何を着ますか?
もう春物も着たいし、でもまだちょっと寒いし。
なかなか難しいですね。
それは、我々洋服屋も同じです。
アウターはバリバリ冬ものなのに、インナーは薄手のカット・ソウだったりして。
そんな状況の中、年中穿いているジーンズって凄いですね。
どう考えても、真夏は蒸れるし、冬は冷たいし・・・でも穿きたい、そこがファッションの力なんでしょうかね。
たまに、夏に涼しい格好でおすすめありますか?なんて聞かれて、冗談半分に
『それなら麦わら帽子にランニング・シャツ、短パンにサンダルがいいですよ』
なんて答えるんですが、いくら涼しくてもそんな山下さんみたいな恰好はイヤですよね(笑)。
というわけで本日のネタは、年中穿いてるノーザンのロングセラー・モデル、FOBのデニム F151であります。
今回は、新品(ワン・ウォッシュ)と2~3年着用モデル、そして長年穿きこんだモデルを比べてみたいとおもいます。
左から順に新→古となります。(色の濃淡で一目瞭然ですね)
ポケットのあたりから。
ワタシはほとんど右のポッケしか使わないので、擦れてええ感じ。
中間モデルのケバケバ感、わかりますか?
スソにもいいアタリが。
ヒップ&バック・ヨーク回り。
革パッチもまるで燻製をかけたように変化。
三段重ね。
お~っと、イタリア人が一番気にする『前立て』のショットを忘れるところでした。
聞いた話ですが、イタリア人にとってここが擦れていいアタリが出ているということは・・・
・・・・もう感のいいかたはお分かりですね。
つまり、ナニがデカい=男性的である=モテる、ということらしいです。
それでイタリア人男性は、しょっちゅうジーンズの前を擦ってアタリを出しているそうです。
しょっちゅうそんなとこ触ってるからイタリアの男性はなことばっかり考えているんではないかとおもいますが(笑)。
セルビッチのアタリもええ感じ。
それで、ここまで育てるのにイタリア人も驚くような秘訣があるのかというと
答えは『特になし』
普通に穿いて、普通に洗濯。
巷で言われているような、あまり洗うな、とか洗剤は専用の〇〇、だとかは一切なし。
普通に洗って、普通に干して、乾いた順番に着用、ただそれだけでございます。
そして、ワタシが一番デニムで重要視するのがコレ。
コレです。わかりますか?
じゃぁ、これでは。
え、まだ、わからない?
写真が小さくて逆光でシルエットくらいしかわからないって?
そうそう、答えはそれ。シルエット。
いくらディティールに凝っても、穿いたときのシルエットがダメなものはイヤです。
散々アタリが云々とか言いましたが、個人的にはそこそこのもんであれば、赤耳だの縦落ちだのあまり気にしません。
気にするとしたら、お腹が出ないように気を付けるだとか、背筋を伸ばしてシャンとする、コッチの方がよっぽど大事ではないかとおもいます。
でも、ディティールばっかり凝ってシルエットはイマイチなのはいっぱいあるけど、何故かシルエット抜群なのは、ディティールもしっかりとこだわっているものが多いのもまた事実であります。
F.O.B. FACTORY F151 DENIM ONE WASH ¥23100
☆冬の晩酌の楽しみ その4
冬にしか作れないお楽しみといえば
ニシン漬。
新潟では気温が高い冬には、うまく作ることができません。
元々は北海道の冬の保存食。
発酵したニシンと厚めに切ったカブ、キャベツがポイント。
塩麹がどうたらこうたらのブームなんか関係なしの逸品。
141家では、冬の間は樽いっぱいに仕込みます。
それにお醤油をちょっと垂らしてと。
ちょっとぬるめのお燗と実に良く合います←毎回同じこといってます。
古漬のちょっと甘酸っぱくなったのが最高です。
こういうのが苦手なかたからは、〇水の匂いがする、と言われました。
オレは、排水管か(笑)。
でもちょっとクセがあるので、北海道でも以前ほどは食べられなくなってきているそうです。
こういう食文化が廃れていくのは寂しいです。
ごちそうさまでした。
冬も終わりとなりましたので、当連載は今回をもちまして終了とさせていただきます。
ではでは、また。
141
今日の新潟の予報は最高気温12℃!
春ですね~、春。
でも、最低気温はマイナス3℃!
真冬並み、地面も凍っていました。
こんな時、何を着ますか?
もう春物も着たいし、でもまだちょっと寒いし。
なかなか難しいですね。
それは、我々洋服屋も同じです。
アウターはバリバリ冬ものなのに、インナーは薄手のカット・ソウだったりして。
そんな状況の中、年中穿いているジーンズって凄いですね。
どう考えても、真夏は蒸れるし、冬は冷たいし・・・でも穿きたい、そこがファッションの力なんでしょうかね。
たまに、夏に涼しい格好でおすすめありますか?なんて聞かれて、冗談半分に
『それなら麦わら帽子にランニング・シャツ、短パンにサンダルがいいですよ』
なんて答えるんですが、いくら涼しくてもそんな山下さんみたいな恰好はイヤですよね(笑)。
というわけで本日のネタは、年中穿いてるノーザンのロングセラー・モデル、FOBのデニム F151であります。
今回は、新品(ワン・ウォッシュ)と2~3年着用モデル、そして長年穿きこんだモデルを比べてみたいとおもいます。
左から順に新→古となります。(色の濃淡で一目瞭然ですね)
ポケットのあたりから。
ワタシはほとんど右のポッケしか使わないので、擦れてええ感じ。
中間モデルのケバケバ感、わかりますか?
スソにもいいアタリが。
ヒップ&バック・ヨーク回り。
革パッチもまるで燻製をかけたように変化。
三段重ね。
お~っと、イタリア人が一番気にする『前立て』のショットを忘れるところでした。
聞いた話ですが、イタリア人にとってここが擦れていいアタリが出ているということは・・・
・・・・もう感のいいかたはお分かりですね。
つまり、ナニがデカい=男性的である=モテる、ということらしいです。
それでイタリア人男性は、しょっちゅうジーンズの前を擦ってアタリを出しているそうです。
しょっちゅうそんなとこ触ってるからイタリアの男性はなことばっかり考えているんではないかとおもいますが(笑)。
セルビッチのアタリもええ感じ。
それで、ここまで育てるのにイタリア人も驚くような秘訣があるのかというと
答えは『特になし』
普通に穿いて、普通に洗濯。
巷で言われているような、あまり洗うな、とか洗剤は専用の〇〇、だとかは一切なし。
普通に洗って、普通に干して、乾いた順番に着用、ただそれだけでございます。
そして、ワタシが一番デニムで重要視するのがコレ。
コレです。わかりますか?
じゃぁ、これでは。
え、まだ、わからない?
写真が小さくて逆光でシルエットくらいしかわからないって?
そうそう、答えはそれ。シルエット。
いくらディティールに凝っても、穿いたときのシルエットがダメなものはイヤです。
散々アタリが云々とか言いましたが、個人的にはそこそこのもんであれば、赤耳だの縦落ちだのあまり気にしません。
気にするとしたら、お腹が出ないように気を付けるだとか、背筋を伸ばしてシャンとする、コッチの方がよっぽど大事ではないかとおもいます。
でも、ディティールばっかり凝ってシルエットはイマイチなのはいっぱいあるけど、何故かシルエット抜群なのは、ディティールもしっかりとこだわっているものが多いのもまた事実であります。
F.O.B. FACTORY F151 DENIM ONE WASH ¥23100
☆冬の晩酌の楽しみ その4
冬にしか作れないお楽しみといえば
ニシン漬。
新潟では気温が高い冬には、うまく作ることができません。
元々は北海道の冬の保存食。
発酵したニシンと厚めに切ったカブ、キャベツがポイント。
塩麹がどうたらこうたらのブームなんか関係なしの逸品。
141家では、冬の間は樽いっぱいに仕込みます。
それにお醤油をちょっと垂らしてと。
ちょっとぬるめのお燗と実に良く合います←毎回同じこといってます。
古漬のちょっと甘酸っぱくなったのが最高です。
こういうのが苦手なかたからは、〇水の匂いがする、と言われました。
オレは、排水管か(笑)。
でもちょっとクセがあるので、北海道でも以前ほどは食べられなくなってきているそうです。
こういう食文化が廃れていくのは寂しいです。
ごちそうさまでした。
冬も終わりとなりましたので、当連載は今回をもちまして終了とさせていただきます。
ではでは、また。
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