みなさん、こんにちは。141です。
昨日のニュースでノーベル賞を受賞したかたが、すご~くいいこと言ってましたね。
『自分の目で確認できるまでやる』と。
自分も含めて、すぐに検索に走る我々にとっては非常に耳に痛い言葉でもあります。
例えばある事柄について、1000件も検索したなら『なんとなくわかった』ような気がします。
行ったことない土地、乗ったことないクルマ、使ったことのない道具・・・
・・・でもそれらって、1000件の検索よりも1回でも行ったり、乗ったり、使ったりしたこととはまったく比較にならない『バーチャルな知識・体験』なんだと感じます。
そしてそのバーチャル知識がSNSで拡散していっていつのまにか『常識』になっていくと。
また別の話しですが、クイズ番組にもありますが、某予備校有名講師的な知識なんかは自分には要らないんじゃないかと。
例えば『珈琲』の語源は?なんて知らなくても、その都度検索すれば必要充分。
なんてことを最近よくおもうんですが、それは自分のメモリーがどんどん縮小してるから。
ムダな知識を消去しないと、そのうち家族の顔すら忘れてしまうかも(笑)。
脳内断捨離だったら、よろこんでやりたいです。
ということで、今日は断捨離とは無縁のこちらを。
BARBOUR CLASSIC BEAUFORT JACKET ¥59,400
これぞ『ザ・バァボゥ』的な大・大・大定番モデル。
なんですが実はこのモデル、昨年から日本の代理店のカタログ落ち。
そこで我々は特別に別枠でお願いしてるんです。
オーダー・シートにも載ってなにので『なんとかお願いお願いね!』と手書きでオーダー。
もしダメだったら、商品構成に穴が空くのですが、そこはリスク覚悟でのオーダー。
今年も無事に入荷してホッ。
でもヨーロッパじゃこれが主流なんだから、ないわけがない。
じゃ、なぜ日本の輸入元が入れないのか?
そこは大人の事情っちゅうもんがあって、ここでは書けません。ノーザンで聞いてね(笑)。
・
・
・
ディティール・チェックから。
大き目のコーデュロイ素材の襟。
チン・ストラップを留めれば風よけ効果大。
ラグラン・スリーブの一枚袖は、中に着こんでも着なくても肩のラインがバッチリ。
縫い目が下側だけですので防水効果も高まります。
スリップ・オンと同じ考えですね。
頑丈な作りの前立て部。
Wジップと便利な内ポケット。
フロントにもハンド・ウォーマー。
マチ付きのフロント・ポケット。
バックのゲーム・ポケット。
腰の左右にジッパーがあり、内部でつながっています。
本来は狩りの獲物を入れる本チャン仕様。
タウン・ユースなら、雑誌とか新聞入れる?!
袖口内部は、ナイロンのカフがベルクロ留めで調節可能。
バブアー・オリジナル・タータンの裏地です。
着てみると
☆SHOES CROCKETT & JONES CHUKKA 2 NORTHERN 25th SPECIAL ¥86,400
こんな感じ。
バブアーの特徴をひとつあげよ・・と訊かれたなら、真っ先に挙げるのが独特のオイル・クロスではないでしょうか。
ブリティッシュ・ミラレーンの高密度コットン・クロスにシリコ・オイルを加工したこの生地、
お手入れは?、とかオイルが抜けたら?とか店頭でもよく訊かれます。
基本的には着っぱなし。
濡れたらよく乾かし、シーズン・オフは風通しのいい直射日光の当たらないところにハンギング。
梅雨のジメジメ時は、合間の晴れたときに陰干ししています。
これは長年愛用の私物のビューフォート。
オイルを足すどころか、洗濯表示を無視して(事故、いや自己責任で)チョメチョメしちゃったりしてるくらいで、こんな感じ。
枯れたなんともいえない風合い。
20分くらいの自転車通勤では、ちょっとやそっとの雨くらいでは中に浸みてくることはないです。
これは自分の目で見て体験したこと。
そして次はワタシの推測。
バブアーの防水性は、オイルによるところよりも、高密度クロスによるところが大きいのでは?
イギリスに行くと、安物のバブアーもどきみたなのがいっぱいあるんです。
オイルたっぷりなんですが、生地はコットン・ダックみたいなスカスカなんです。
着たことありますが、すぐに浸みてきます。
グレンフェルとかバーバリーとかは、オイル加工していないのに『レイン・コート』として機能するんですから当然と言えば当然。
ですから、毎週コレ着てハンティングに行く、という方以外はオイル抜けは気にしなくていいとおもいます。
バブアーはもう一型、カッチョイイの入っていますが、それはまた後日。
・
・
・
そしてついでこちらの比較も。
TRADITIONAL GUERNSEY SWEATER ANCHOR "NORTHERN 25th SPECIAL" ¥22,680
どちらも私物ですが、グレーはチョメチョメ(自己責任で)したもの。
丈はこれくらい。
肩幅はほとんど変わらず。
袖は長さはあまり変わりませんが、少し細くなりました。
全体的に縦方向に縮みました。
この洗濯表示にも大人の事情っちゅうもんがありまして・・
・・・英語表記ではOKだったりするのに日本語で[×]なんてこともあります。
この手のニットなんてチョメチョメすれば詰まるのは当たり前なんですが、欧米では
『チョメリングシタラ、ミーノセーター、スリーセンチ。チヂンダヨ~』
なんていう人は誰もいませんが、日本では
『ボクの大事な大事なセーター、チョメチョメしたら、3ミリも縮んじゃったよ~』
『これじゃぁ、恥ずかしくって着れない、一体ボクはこれからどうやって~』
なんてことがあるんです。(少し大げさに書きましたが。)
要するに気にすれば大問題、気にしなければなんてことはないのですが、、、
輸入元はクレームを恐れて安全な方に走るんですね。
元々は『海の男の作業着』なんですからね!
その辺のところをご理解いただけたらとおもいます。(くれぐれも自己責任で)
そして、屈強な海の男とは無縁の街の男が着ると
上半身チョメ前
上半身チョメ後
全身チョメ前
全身チョメ後
となります。
今日は長いのでここまで。
ではでは、また。
141
昨日のニュースでノーベル賞を受賞したかたが、すご~くいいこと言ってましたね。
『自分の目で確認できるまでやる』と。
自分も含めて、すぐに検索に走る我々にとっては非常に耳に痛い言葉でもあります。
例えばある事柄について、1000件も検索したなら『なんとなくわかった』ような気がします。
行ったことない土地、乗ったことないクルマ、使ったことのない道具・・・
・・・でもそれらって、1000件の検索よりも1回でも行ったり、乗ったり、使ったりしたこととはまったく比較にならない『バーチャルな知識・体験』なんだと感じます。
そしてそのバーチャル知識がSNSで拡散していっていつのまにか『常識』になっていくと。
また別の話しですが、クイズ番組にもありますが、某予備校有名講師的な知識なんかは自分には要らないんじゃないかと。
例えば『珈琲』の語源は?なんて知らなくても、その都度検索すれば必要充分。
なんてことを最近よくおもうんですが、それは自分のメモリーがどんどん縮小してるから。
ムダな知識を消去しないと、そのうち家族の顔すら忘れてしまうかも(笑)。
脳内断捨離だったら、よろこんでやりたいです。
ということで、今日は断捨離とは無縁のこちらを。
BARBOUR CLASSIC BEAUFORT JACKET ¥59,400
これぞ『ザ・バァボゥ』的な大・大・大定番モデル。
なんですが実はこのモデル、昨年から日本の代理店のカタログ落ち。
そこで我々は特別に別枠でお願いしてるんです。
オーダー・シートにも載ってなにので『なんとかお願いお願いね!』と手書きでオーダー。
もしダメだったら、商品構成に穴が空くのですが、そこはリスク覚悟でのオーダー。
今年も無事に入荷してホッ。
でもヨーロッパじゃこれが主流なんだから、ないわけがない。
じゃ、なぜ日本の輸入元が入れないのか?
そこは大人の事情っちゅうもんがあって、ここでは書けません。ノーザンで聞いてね(笑)。
・
・
・
ディティール・チェックから。
大き目のコーデュロイ素材の襟。
チン・ストラップを留めれば風よけ効果大。
ラグラン・スリーブの一枚袖は、中に着こんでも着なくても肩のラインがバッチリ。
縫い目が下側だけですので防水効果も高まります。
スリップ・オンと同じ考えですね。
頑丈な作りの前立て部。
Wジップと便利な内ポケット。
フロントにもハンド・ウォーマー。
マチ付きのフロント・ポケット。
バックのゲーム・ポケット。
腰の左右にジッパーがあり、内部でつながっています。
本来は狩りの獲物を入れる本チャン仕様。
タウン・ユースなら、雑誌とか新聞入れる?!
袖口内部は、ナイロンのカフがベルクロ留めで調節可能。
バブアー・オリジナル・タータンの裏地です。
着てみると
☆SHOES CROCKETT & JONES CHUKKA 2 NORTHERN 25th SPECIAL ¥86,400
こんな感じ。
バブアーの特徴をひとつあげよ・・と訊かれたなら、真っ先に挙げるのが独特のオイル・クロスではないでしょうか。
ブリティッシュ・ミラレーンの高密度コットン・クロスにシリコ・オイルを加工したこの生地、
お手入れは?、とかオイルが抜けたら?とか店頭でもよく訊かれます。
基本的には着っぱなし。
濡れたらよく乾かし、シーズン・オフは風通しのいい直射日光の当たらないところにハンギング。
梅雨のジメジメ時は、合間の晴れたときに陰干ししています。
これは長年愛用の私物のビューフォート。
オイルを足すどころか、洗濯表示を無視して(事故、いや自己責任で)チョメチョメしちゃったりしてるくらいで、こんな感じ。
枯れたなんともいえない風合い。
20分くらいの自転車通勤では、ちょっとやそっとの雨くらいでは中に浸みてくることはないです。
これは自分の目で見て体験したこと。
そして次はワタシの推測。
バブアーの防水性は、オイルによるところよりも、高密度クロスによるところが大きいのでは?
イギリスに行くと、安物のバブアーもどきみたなのがいっぱいあるんです。
オイルたっぷりなんですが、生地はコットン・ダックみたいなスカスカなんです。
着たことありますが、すぐに浸みてきます。
グレンフェルとかバーバリーとかは、オイル加工していないのに『レイン・コート』として機能するんですから当然と言えば当然。
ですから、毎週コレ着てハンティングに行く、という方以外はオイル抜けは気にしなくていいとおもいます。
バブアーはもう一型、カッチョイイの入っていますが、それはまた後日。
・
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・
そしてついでこちらの比較も。
TRADITIONAL GUERNSEY SWEATER ANCHOR "NORTHERN 25th SPECIAL" ¥22,680
どちらも私物ですが、グレーはチョメチョメ(自己責任で)したもの。
丈はこれくらい。
肩幅はほとんど変わらず。
袖は長さはあまり変わりませんが、少し細くなりました。
全体的に縦方向に縮みました。
この洗濯表示にも大人の事情っちゅうもんがありまして・・
・・・英語表記ではOKだったりするのに日本語で[×]なんてこともあります。
この手のニットなんてチョメチョメすれば詰まるのは当たり前なんですが、欧米では
『チョメリングシタラ、ミーノセーター、スリーセンチ。チヂンダヨ~』
なんていう人は誰もいませんが、日本では
『ボクの大事な大事なセーター、チョメチョメしたら、3ミリも縮んじゃったよ~』
『これじゃぁ、恥ずかしくって着れない、一体ボクはこれからどうやって~』
なんてことがあるんです。(少し大げさに書きましたが。)
要するに気にすれば大問題、気にしなければなんてことはないのですが、、、
輸入元はクレームを恐れて安全な方に走るんですね。
元々は『海の男の作業着』なんですからね!
その辺のところをご理解いただけたらとおもいます。(くれぐれも自己責任で)
そして、屈強な海の男とは無縁の街の男が着ると
上半身チョメ前
上半身チョメ後
全身チョメ前
全身チョメ後
となります。
今日は長いのでここまで。
ではでは、また。
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