みなさん、こんにちは。141です。
今朝家を出る前に鏡を見たら、グラソンのボーダーを後ろ前に着て、しかも裏返しでした。
そんなに慌てていたわけでもないのに。
後ろ前とか裏返し(ベストなんかは特に)は、それぞれ『単発事故』的なものはたまにありますが、『二重衝突』的なものは、チビどもを見てもなかなかないです。
これが洋服屋がとなると、かなりの恥ですね。
家を出る前に気が付いてよかった。
というわけで、今日はノースの新型のこちらを。
NORTH OF HEAVEN MICHELE NHM-001 "THOMAS MASON" ¥24,300
ノース初のレギュラー・カラーモデルの”ミケーレ”です。
因みにボタン・ダウンの”ルカ”は
このかた、ルカ ディ モンテゼーモロさんから。
よくタナベがそっくりと言われるんですよ(笑)。
ノーザンはボタン・ダウン一押しなんですが、冠婚葬祭やフォーマルな席では、ちょっとカジュアルすぎますね。
そういうときはやっぱりレギュラー・カラーです。
大人の男たるもの、いあという時のためにちゃんとしたものをもって置かねばということで作りました。
PARABOOT MONTAIGNE ¥75,600
立ち位置的にはこれ↑と同じですね。
レギュラー・カラーと言っても、若干スプレッド気味。
ガチガチのブリティッシュのレギュラーでもなく、色気ムンムンのイタリア的なホリゾンタルでもなく。
タナベとワタシの持ってる冠婚葬祭用のシャツも二人とも、ピッタリこんな感じだったんです。
一番使いやすい角度だとおもいます。
そして芯地はBDのノースよりもちょっぴり堅めのものを採用。
全体のバランスから台衿も少し低め。
もちろんカラー・キーパーは取り外し式で
予備もご用意いたしました。
もっとも2人とも、すぐになくして使っていませんが(笑)。
ボタンはもちろん高瀬貝。
前立も付けて、他の縫製は今まで通り。
タック・イン前提ですので、着丈を少し長めに、ガセットはナシで。
そしてポケットは、ちょっと手の込んだラウンド・タイプ。
ドレス・シャツはポケット不要論もありますが、ワタシは見た目、実用性両面からあった方がいい派。
フォーマルな席では上着を着ているので見えませんが、ぜひたまには普段使いもおすすめ。
この2人(新聞記者役)の無造作なシャツの着こなしのかっこいいこと。
メモなんかを胸のポケットにパンパンに入れて、服装のことなんか気にも留めない、こなれた感じ。
ほんとみんな着崩しが、『板に付いてる感じ』。
そして生地は贅沢にもこれを。
トーマス・メイソンのGOLD LINE。
GIZA COTTONの140番手双糸。
なめらかでコシのある生地。
このクラスになると、高密度で目が細かいので、ワタシの老眼では織り目がみえないほど(笑)。
このショットで、『しなやか感』が伝わりますか?
で着てみると
タイをしてみると
こんな感じです。
NORTH OF HEAVEN MICHELE NHM-001 "THOMAS MASON" ¥24,300
まだご紹介しておりませんが、フランクリン・ミルズのネクタイの新作も揃っております。
FRANKLIN MILLS NECKTIE¥10,584
☆OMAKE 『秋のキャンプ・ツーリング』①
先週はチビたちの代休を利用して、久々のオニ、いやママ抜きキャンプ。
麓の道の駅からスタート。
チビチャリは、積載性ほぼゼロ。
リュックを担ぐぐらいしかできないので・・
キャンプ道具はほぼワタシが
ヤクルトおばさん、、いやヤクルトおじさん状態(笑)。
そういえばほんもののヤクルトおじさんをみたことありますか?
ワタシ、通勤途中にいろんなヤクルトおばさん(オネーサン)から頭を下げられますが、普段から荷物が多いので同業に間違われてる?!
でもおじさんは見たことないな~。
車の通りも少なく、安全な田舎道。
川沿いを走り
滝に打たれ
橋を渡って
秋を感じながら
この坂を越えたらもう少し
続く。
☆OMAKE 『JJ CALEのシャツの着こなし』
JJ CALEはいちいち鏡なんて見ない。
JJ CALEは、お気に入りのシャツだから今日のランチはラーメン以外、などと考えない。
JJ CALEは、シャツのローテーションなんか考えない。
JJ CALEは、クラプトンを妬んだりはしない。
JJ CALEは、マーク・ベノよりはちょっぴり売れてる、などとは思ったりしない。
洋服の着こなしは、レコード・ジャケットや映画をヒントにすることが多いです。
JJ CALEのこのこなれた感じも大好きです。
衿型がどうだ、素材がこうだ、という前に『完全に自分のモノ』になっているこの雰囲気。
この境地にたどり着くには、まだまだ先かな~。
2人ともあちらでセッションを楽しんでください。
ではでは、また。
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