みなさん、こんにちは。
コバヤシです。
最近、とあるノーザンアイランダーの方に教えていただいた
こちらの本を読んでました。
増田海治郎さん著『渋カジが、わたしを作った。』。
1985年から1992年までのストリート・ファッションを大きく
「渋カジ」ブーム期として、誕生の経緯やスタイルの変遷を記録した本です。
ワタシは渋カジ・リアルタイム世代ではありませんが、
当時の話とか伝説はいろいろ聞いてました。
紺ブレとベルボトムにエンジニア・ブーツを合わせてたとか、
チーマーがたくさんいたとか。
この本を読むと「う~ん、ホントだったんだ。」
という感じ。
今じゃありえない合わせやスタイルなんですけど、
なんというか洋服に対する熱量が今よりも段違いで、
すごいですね。
ノスタルジーとは別に、当時を知らない人が読んでも
なかなか面白い本だと思います。
ああ、なんだかエンジニアが履きたくなってきたな~。
そんなわけで、本日は『基本とは...2017』シリーズ第9弾、
ボーダー・カットソー編をお送りいたします。
このボーダー・カットソー編、当初やる予定はなかったんですが、
イシイに「ボーダーもやっちゃえば?」と言われまして。
そういえばノーザンアイランダーの方々は、
ボーダー大好きヨコシマな紳士淑女が多い。
じゃあ、やっちゃおうかなと。
ボーダーたくさんあるし。
今日は写真もヨコシマだらけで、目がおかしくなるかもしれませんが、
最後までお付き合いください。
まずはボーダー・カットソーの代名詞、セントジェームス。
と言ってもノーザンにあるのはナヴァルだけ。
それもサイズ5のみ。
実はわれわれ、今の主流モデル、ウエッソンが
あまり好きではないんです。
ちょっと細すぎて着方が限定されてしまうんですね。
なので、代わりに定番でやってるのが、
同じフランス・メーカーのグラソン。
セントジェームスほど有名ではありませんが、
某最高メゾンの製品も手掛ける凄腕ファクトリー。
ボートネックと言っても、襟の開きはそれほど広くなく、
変形ラグラン・スリーブで肩もラクチン。
裾と袖のリブでちょっとスウェットっぽい
デザインもポイント。
そして、定番モデルの他にバイ・カラー・モデルも。
これ、すごく洒落てます。
☆グラソンのカットソーはこちらをクリック
お次はハバーサックのガンジーセーターを
モチーフにしたボーダーT。
平編みのガッチリとしたコットン素材ですが、
脇のガゼットで動きやすく、
ハイネック気味の襟で、
裾と袖にリブが。
ちょっとブリーチをかけて
色あせた感じもいいですね。
☆ハバーサックのカットソーはこちらをクリック
続きまして、世界一タフなボーダー・カットソーである
バーバリアンを。
ボートネックは苦手という方も着やすいクルーネック。
これもまたクラシックな太ボーダー。
ライト・ウェイトで着やすいランダム・ボーダー。
その他にもノーザン別注のものとか、
ア〇エスっぽいやつ、
シックな配色のクレイジーパターン、
半袖など、いろいろ揃っております。
☆バーバリアンのカットソーはこちらをクリック
で、トリはスメドレー。
ニットですが、ガンガン洗濯できるんで
カットソー感覚で使えます。
これ以上のものはないんじゃないか、
という肌触りの良さ。
ぜひ素肌に一枚で着てみてください。
☆ジョン・スメドレーのニットはこちらをクリック
それではコーディネートを。
今日はスメドレーの青ボーダーに、
プライレットの赤ストールと、
FOBのベイカー、白スペルガでトリコロール。
靴下もニットに合わせてブルーのボーダー。
ワタシもヨコシマな男です。
カバンはデインズ&ハサウェイのショルダーを。
「好きなんだけど、あんまり似合わないんだよね~。」
と言われる方も多いボーダー・カットソー。
苦手な方はジャケットやカーディガンのインナーとして、
もしくは上にベストなんか合わせていただくと、
着やすいんじゃないかと思います。
まあ、どのみち好きすぎると他人からどう思われようが、
一枚で着るようになりますが...。
そして、クローゼットには
ヨコシマが増えていく(笑)。
以上、基本とは...2017~ボーダー・カットソー編~でした。
ご精読ありがとうございました。
☆KNIT JOHN SMEDLEY REDFREE ¥30,240
☆PANTS F.O.B. FACTORY F0431 ¥14,040
☆SHOES SUPERGA 2750 ¥8,532
☆STOLE PRIRET CONTOUR STOLE PRO ¥9,396
☆BAG DAINES & HATHAWAY W STRAP SHOULDER ¥41,040
☆SOCKS HALISON 617450 ¥972
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商品名をクリックしていただくと、ウェブショップへ。
前回までの『基本とは...』シリーズも併せてお読みください。
◎基本とは… (2008.03.11)
◎基本とは...2017~靴編~(2017.02.10)
◎MYSTERY RANCH “CUBE MASTER DUFFLE M”&基本とは...2017~シャツ編~(2017.03.03)
◎基本とは...2017~パンツ編~(2017.03.14)
◎半袖アイビー・リーグ&基本とは...2017~ニット編~(2017.03.31)
◎基本とは...2017~ジャケット編~(2017.04.25)
◎基本とは...2017~小物編~(2017.05.02)
◎基本とは2017~ブリーフ・ケース編~(2017.05.09)
◎基本とは...2017~ショルダー・バッグ編~(2017.05.30)
〇今日の通勤ミュージック
今朝はイギー・アンド・ザ・ストゥージズの『ロー・パワー』を。
洋服がいらないロックンローラー、イギー・ポップ。
御年70歳!
この人もキース・リチャーズと一緒で、
薬物中毒とかいろいろあったのに長生きですね。
やっぱりあのムキムキな肉体のおかげでしょうか。
そんなイギー御大の3枚目のアルバムがこの『ロー・パワー』。
冒頭から耳をつんざくようなギターが炸裂するこのアルバム。
邦題は『淫力魔人』。
言いえて妙というか、
よくこんな言葉を考えたよな~。
そんな壊すために探し続ける
淫力魔人さんの唄をどうぞ。
レッチリのカバーも非常に良かったので、
こちらもぜひ。
う~ん、今日は裸率が高いな(笑)。
それでは、また。
コバヤシ