Quantcast
Channel: NORTHERN ISLAND ノーザンアイランド
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2111

基本とは...2017~ボーダー・カットソー編~(2017.06.14)

$
0
0
LkihonDSC04158.JPG

みなさん、こんにちは。

コバヤシです。

最近、とあるノーザンアイランダーの方に教えていただいた
こちらの本を読んでました。

LkihonDSC04204.JPG

増田海治郎さん著『渋カジが、わたしを作った。』。

1985年から1992年までのストリート・ファッションを大きく
「渋カジ」ブーム期として、誕生の経緯やスタイルの変遷を記録した本です。

ワタシは渋カジ・リアルタイム世代ではありませんが、
当時の話とか伝説はいろいろ聞いてました。

紺ブレとベルボトムにエンジニア・ブーツを合わせてたとか、
チーマーがたくさんいたとか。

この本を読むと「う~ん、ホントだったんだ。」
という感じ。

今じゃありえない合わせやスタイルなんですけど、
なんというか洋服に対する熱量が今よりも段違いで、
すごいですね。

ノスタルジーとは別に、当時を知らない人が読んでも
なかなか面白い本だと思います。

ああ、なんだかエンジニアが履きたくなってきたな~。

そんなわけで、本日は『基本とは...2017』シリーズ第9弾、
ボーダー・カットソー編をお送りいたします。LkihonDSC04167.JPG

このボーダー・カットソー編、当初やる予定はなかったんですが、
イシイに「ボーダーもやっちゃえば?」と言われまして。

そういえばノーザンアイランダーの方々は、
ボーダー大好きヨコシマな紳士淑女が多い。

じゃあ、やっちゃおうかなと。
ボーダーたくさんあるし。

今日は写真もヨコシマだらけで、目がおかしくなるかもしれませんが、
最後までお付き合いください。

LkihonDSC04075.JPG

まずはボーダー・カットソーの代名詞、セントジェームス。
と言ってもノーザンにあるのはナヴァルだけ。
それもサイズ5のみ。

実はわれわれ、今の主流モデル、ウエッソンが
あまり好きではないんです。
ちょっと細すぎて着方が限定されてしまうんですね。

LkihonDSC04058.JPG

なので、代わりに定番でやってるのが、
同じフランス・メーカーのグラソン。

LkihonDSC04048.JPG

セントジェームスほど有名ではありませんが、
某最高メゾンの製品も手掛ける凄腕ファクトリー。

LkihonDSC04054.JPG

ボートネックと言っても、襟の開きはそれほど広くなく、
変形ラグラン・スリーブで肩もラクチン。

LkihonDSC04051.JPG

裾と袖のリブでちょっとスウェットっぽい
デザインもポイント。

LkihonDSC04061.JPG

そして、定番モデルの他にバイ・カラー・モデルも。
これ、すごく洒落てます。


グラソンのカットソーはこちらをクリック


LkihonDSC04091.JPG

お次はハバーサックのガンジーセーターを
モチーフにしたボーダーT。

LkihonDSC04096.JPG

平編みのガッチリとしたコットン素材ですが、

LkihonDSC04097.JPG

脇のガゼットで動きやすく、

LkihonDSC04109.JPG

ハイネック気味の襟で、
裾と袖にリブが。

ちょっとブリーチをかけて
色あせた感じもいいですね。


ハバーサックのカットソーはこちらをクリック


LkihonDSC04116.JPG

続きまして、世界一タフなボーダー・カットソーである
バーバリアンを。

LkihonDSC04133.JPG

ボートネックは苦手という方も着やすいクルーネック。

LkihonDSC04132.JPG

これもまたクラシックな太ボーダー。

LkihonDSC04129.JPG

ライト・ウェイトで着やすいランダム・ボーダー。

LkihonDSC04141.JPG

その他にもノーザン別注のものとか、
ア〇エスっぽいやつ、

LkihonDSC04140.JPG

シックな配色のクレイジーパターン、

LkihonDSC04152.JPG

半袖など、いろいろ揃っております。


バーバリアンのカットソーはこちらをクリック


LkihonDSC04080.JPG

で、トリはスメドレー。

LkihonDSC04083.JPG

ニットですが、ガンガン洗濯できるんで
カットソー感覚で使えます。

これ以上のものはないんじゃないか、
という肌触りの良さ。
ぜひ素肌に一枚で着てみてください。


ジョン・スメドレーのニットはこちらをクリック


LkihonDSC04192.JPG

それではコーディネートを。

LkihonDSC04193.JPG

今日はスメドレーの青ボーダーに、

LkihonDSC04194.JPG

プライレットの赤ストールと、

LkihonDSC04195.JPG

FOBのベイカー、白スペルガでトリコロール。

LkihonDSC04196.JPG

靴下もニットに合わせてブルーのボーダー。
ワタシもヨコシマな男です。

LkihonDSC04197.JPG

カバンはデインズ&ハサウェイのショルダーを。

「好きなんだけど、あんまり似合わないんだよね~。」
と言われる方も多いボーダー・カットソー。

苦手な方はジャケットやカーディガンのインナーとして、
もしくは上にベストなんか合わせていただくと、
着やすいんじゃないかと思います。

まあ、どのみち好きすぎると他人からどう思われようが、
一枚で着るようになりますが...。

そして、クローゼットには
ヨコシマが増えていく(笑)。

以上、基本とは...2017~ボーダー・カットソー編~でした。
ご精読ありがとうございました。


☆KNIT JOHN SMEDLEY REDFREE ¥30,240
☆PANTS F.O.B. FACTORY F0431 ¥14,040
☆SHOES SUPERGA 2750 ¥8,532
☆STOLE PRIRET CONTOUR STOLE PRO ¥9,396
☆BAG DAINES & HATHAWAY W STRAP SHOULDER ¥41,040
☆SOCKS HALISON 617450 ¥972

商品名をクリックしていただくと、ウェブショップへ。



前回までの『基本とは...』シリーズも併せてお読みください。

基本とは… (2008.03.11)

基本とは...2017~靴編~(2017.02.10)

MYSTERY RANCH “CUBE MASTER DUFFLE M”&基本とは...2017~シャツ編~(2017.03.03) 

基本とは...2017~パンツ編~(2017.03.14)

半袖アイビー・リーグ&基本とは...2017~ニット編~(2017.03.31)

基本とは...2017~ジャケット編~(2017.04.25)

基本とは...2017~小物編~(2017.05.02)

基本とは2017~ブリーフ・ケース編~(2017.05.09)

基本とは...2017~ショルダー・バッグ編~(2017.05.30)



〇今日の通勤ミュージック

LkihonDSC04203.JPG

今朝はイギー・アンド・ザ・ストゥージズの『ロー・パワー』を。

洋服がいらないロックンローラー、イギー・ポップ。
御年70歳!

この人もキース・リチャーズと一緒で、
薬物中毒とかいろいろあったのに長生きですね。

やっぱりあのムキムキな肉体のおかげでしょうか。

そんなイギー御大の3枚目のアルバムがこの『ロー・パワー』。
冒頭から耳をつんざくようなギターが炸裂するこのアルバム。

邦題は『淫力魔人』。
言いえて妙というか、
よくこんな言葉を考えたよな~。

そんな壊すために探し続ける
淫力魔人さんの唄をどうぞ。



レッチリのカバーも非常に良かったので、
こちらもぜひ。



う~ん、今日は裸率が高いな(笑)。

それでは、また。



    コバヤシ






Viewing all articles
Browse latest Browse all 2111

Trending Articles