みなさん、こんにちは。141です。
ノーザンのトイレは店からちょっと離れたところにあって、ちょうどご近所の飲食店の厨房の裏に位置します。
毎回トイレに行くたびに、仕込みやらなんやらのいい匂いが漂ってきます。
お腹が空いているときなんかは、目の毒、いや腹の毒?とにかくヨダレが出そうなくらい。
ある時、いつものように用をたしていると、厨房から2人の男の声が聞こえてきました。
A 『あ~、やっべ~やっべ~、あ~、』
B 『やべやべやべっ!!!』
と何やら慌てふためいた様子。
でもちょっとすると
A 『ま~、いっか~、こんなもんで』
B 『そうっすね!』
A 『他店なんかは、みんなこんなもんだろ』
B 『そんなもんっすよねっ』
A&B 『ハハハハハハハ』
っと、チャンチャン的な感じで、自己完結をしておりました。
あれはいったい何だったんだろう?
別に焦げ臭い匂いとかもしなかったし。
『他店ではみんな・・・』って気になるなぁ。
因みにその飲食店に、好きで時々ワタシも行きます。
というわけでモヤモヤが消えませんが、今日は、こんなコーディネートを。
我々がよく接客の時にお話しするのが
『いろんな合わせが出来ますよ~』とか
『お手持ちのものにも、意外と合わせやすいです』だとか
割と『異種格闘技』的なコーディネートもOK、みたいなことを言ってます。
じゃあ、逆に全身1ブランドのコーディネートはどうなるのか?
ちょっと実験してみました。
DOUBLECLOTH MELTON REEFER COAT ¥73,440
12GAUGE BACK FIRED CARDY ¥24,840
SHAGGY CHECK ROUND COLLAR SHIRT ¥17,280
MILITARY EASY PANT Ⅱ "NORTHERN SPECIAL" ¥20,520
PARABOOT AVORIAZ ¥73,440
ご覧のように、”ハバーサック全部盛り”
リーファー・コートを中心に”やっぱり”(笑) ネイビー系でまとめてみました。
ややゆったり目の独特のシルエットと深い合わせの、このコート
前を全部閉じても
また違った表情が楽しめます。
ボトムは、ノーザン。スペシャルのイージー・パンツ。
セオリー的には、上も下もゆったりめは?なんですが、どちらのアイテムもやりすぎな”ビッグ・シルエット”的ではありませんので、ほどほどな感じにまとまっているとおもいます。
シューズは、ハバー・サック別注シャンボードが売り切れてしまいましたので、代わりにアボリアーズを。
インナーには、シャギー・チェックのシャツとカーディガン。
最近は、コバヤシを見習って鍛えているので、サイズLでも違和感なく着こなせるようになりました。
FOBのシャツもそろそろM→LにサイズUPかも?!
サングラスは、学生時代にデ・ニーロに憧れ、渋谷のバックドロップで購入したパイロット・グラス。
ず~っと今まで、アメリカン・オプチカルのものだとおもっていたのですが、違いました。
ランドルフ社製でもなく?!
先日のタクシー・ドライバー編、ほんとうはトラヴィス役はワタシの予定でしたが、あの狂気を表現できるのは、やっぱりコバヤシだけ(笑)。
というわけで、ハバーサックの”全部盛り”コーディネートでした。
☆OMAKE 『わが故郷 村上市へ』
札幌市生まれ、新潟市育ちのワタシですが、父方の実家があったこともあり、小さいころからしょっちゅう遊びにいっていた新潟県村上市。
世界で初めて鮭の人口養殖に成功したのも、この街。
その鮭の来る川で有名な三面川へ、伝統漁法を見に行ってきました。
おっと、その前に腹ごしらえ
塩引き
鮭親子丼
村上牛丼の”全部盛り”
あとは〆張鶴があれば~(笑)。
冷たい雨の一日でしたので
こいつはモンベル”全部盛り”
伊栗亜美、もとい”居繰網漁”と呼ばれる古くからの伝統漁法を見学。
無駄のない漁師さんたちの動き。
やっぱり働くオトコたちはかっこいいです。
ちびたちの目の輝きも変わりました。
それから、ワタシのおすすめポイントの『種川』と呼ばれる脇にある川へと移動。
こちらのほうが遡上してくる鮭を間近に見られます。
頑張って懸命に川を上ってくる鮭を見ていると、命の尊さや自然の不思議さを実感します。
堰に打ち上げられた鮭たちを回収する方々
ホレ~見てみろ!
それはそれは美しい鮭たち。
これを見たら、鮭をいただくときにはすべてしゃぶりつくさねば、とおもいました。
それから今度は城下町村上の市街地のほうへと向かい、町屋のカフェ『えんや』へと。
今までいろいろな『町屋』を見てきましたが、ここは特に素晴らしい。
奥行18メートルの長い廊下。
坪庭。
全体の造りもディティール、置いてあるものもすべてパーフェクト!!!
おいしいコーヒーとケーキもごちそうさまでした。
っていくらなんでも褒めすぎでないかい? 写真も多いし。
それもそのはず、しゃべり出したら止まらない、おしゃべり好きのこの店主、
ワタシの叔母なんです。
キャラクター的には、この叔母の血を引いているといわれたことがありますが(笑)、村上へお越しの際はぜひ『えんや』をよろしくお願いいたします。
町屋のお休み処えんや
残念ながら今年の営業は終了しました。
また来年の2月ころ ”町屋の人形さま巡り”のころ営業再開の予定です。
ではでは、また。
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