みなさん、こんにちは。カタギリです。
なんだか全国的に猛暑だそうで。
熱中症で亡くなった方や搬送された方がたくさんいらっしゃるみたいです。
しっかり水分を摂って、「もったいない」なんて言わずにエアコンも使って、気を付けて生活しましょう。
例えば、朝起きたらまず窓を開けて換気。室内の熱気を外に逃がし、8時くらいから弱めに冷房をつける。
そのままエアコンを動かしっぱなしにしとけば、身体への負担もかかりにくいそうです。
朝から我慢して我慢して、昼ぐらいに「やっぱ無理!」といってエアコンをガンガンにすると、身体にも負担になるし、電力消費の一番多いときに稼働させるわけですから、需要と供給のバランスがアレだそうです。
あと、昨日聞いた話では、ちょっとくらいの外出であればその間はエアコンつけっぱなしの方が電気代かからないそうです。
やっぱね。命と健康がなにより大事。
この場合、我慢は美徳ではありません。
特に高齢の方々がエアコンはつけないわ、水分摂らないわで危険だそうですから。
ホント、気をつけましょう。
さてさて、それでは今日の本題です。
この間の日曜日、新潟には猛烈な雨が降りました。
ちょうど私が外にでたときも、それはもう猛烈な雨でして。
そのとき履いていた…
こいつがグチャグチャになりました。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
防水スプレーしてあるし大丈夫でしょう!と思って雨の中履いたわけですが…
数日たって…
写真だとよくわかりませんが、細かい雨ジミがついちゃいました。
私特有のここのシワにも、雨ジミというか…濃い色のラインがはいりました。
わかりますかね?
確かに、前回防水スプレーを施したのがいつ頃だったのか、いまいち思い出せない。
実はけっこう前かもしれません。
防水効果はとうの昔に失われていたんでしょう。
痛恨の極み。
というほどでもないですが、やはり雨ジミのついたドレス・シューズは少しみっともないわけで。
思い切って洗っちゃいます。
ついでに…
こことか、
ここのデニムの色移りも薄くできれば儲けもの。
それでは始めていきましょう。
用意するもの。
・MOWBRAY SUEDE&NUBUK SHAMPOO
・P-WIRE BRUSH(スエード用ブラシ)
・柔らかいスポンジ
・水
でございます。
紐を外して、
全体をブラッシング。ホコリをとります。
スエード・シャンプーに書かれている使用法を熟読。
いちいち読まなくても作業を進められるように、頭に流れを叩きこみます。料理と一緒。
靴全体をスポンジで湿らせます。
濡れている部分と濡れていない部分があると、洗ったあとムラになっちゃいますから、必ず均一に濡らすこと。
次にスポンジにシャンプーを数滴とって、泡立たせます。
豪快に洗い上げていきます。
泡で洗う感じですな。洗顔と一緒。
躊躇なしで、ガンガンいきましょう。
泡がなくなるまでスポンジで全体をクリーニング。
で、泡が消えたら、表面に残っている汚れ成分を、固~く絞ったスポンジで拭き取ります。
こんな感じ。
そして…
シューツリーを入れて形を整えて乾かします。
ちなみにこの時の左右の違いは…
こうです。左がビフォー。右が洗った直後の乾燥前。
何回やっても、この「スエード靴がビチャビチャな状態」ってのはイヤなものです。
ビビリます。
ビビりまくります。
特にこのへん。
「あれ?俺もしかして…やっちまってるか?」という心境です。
むむむ。
ただ、片方は洗ってしまったので、もう片方もやらないわけにはいきません。
右足もガンガン洗ってやりましょう。
で、こんな感じ。
この辺の濡れた感じが、なんだかハラハラします。
…。
で、両足とも洗い終えたら、風通しの良いところで陰干し。
乾くのを待ちます。
すでに最初に洗った左足は乾き始めてますね。
…数時間後。
乾いたっぽいです。
写真で伝わるかが微妙なところですが、雨ジミは見事に消えました。
そしてデニムの色移りも見事に薄くなりました(もちろん完全には消えません)。
そして何より、全体的に煤けてたような感じだったのが、サッパリ綺麗に。
効果てきめん!!!
男は黙って!!
スエード・シャンプー!!
男は黙って!!
スエード・シャンプー!!
で、今の洗いあがりの状態だと、革に栄養と潤いがなくなってしまっているので…
WOLY SUEDE COLOR FRESHを拭きかけて、栄養を与えます。
スエードといえども、そこは“革”。
ときどき栄養を与えないといけません。
ここにさらに防水スプレーをかけて、フィニッシュ。
紐を通して…
完成。
素晴らしい結果が得られました。
洗う前の雨ジミの“残念な”感じ、途中の革ビチャビチャ状態のハラハラ感、それらが相まって、満足感でいっぱいでございます。
そんなわけで、雨ジミのついてしまったスエード靴をお持ちの皆様、こんな感じで思いっきり洗い上げてやるのもオススメです。
ただ、レッドウィングなどのワーク・ブーツはあまりキレイにしすぎない方が良いと思います。
かえって味気ない雰囲気になっちゃいますからね。
あとは、必ず容器に書かれた「使用法」をよく読んで使ってください。
このブログだけ読んで挑戦すると、たぶん失敗します。
1から10まで詳細にお伝えしているわけではなく、細かい部分は少し端折ってますから。
というわけで「久しぶりにスエード靴を丸洗いしてみました。」でした。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ
なんだか全国的に猛暑だそうで。
熱中症で亡くなった方や搬送された方がたくさんいらっしゃるみたいです。
しっかり水分を摂って、「もったいない」なんて言わずにエアコンも使って、気を付けて生活しましょう。
例えば、朝起きたらまず窓を開けて換気。室内の熱気を外に逃がし、8時くらいから弱めに冷房をつける。
そのままエアコンを動かしっぱなしにしとけば、身体への負担もかかりにくいそうです。
朝から我慢して我慢して、昼ぐらいに「やっぱ無理!」といってエアコンをガンガンにすると、身体にも負担になるし、電力消費の一番多いときに稼働させるわけですから、需要と供給のバランスがアレだそうです。
あと、昨日聞いた話では、ちょっとくらいの外出であればその間はエアコンつけっぱなしの方が電気代かからないそうです。
やっぱね。命と健康がなにより大事。
この場合、我慢は美徳ではありません。
特に高齢の方々がエアコンはつけないわ、水分摂らないわで危険だそうですから。
ホント、気をつけましょう。
さてさて、それでは今日の本題です。
この間の日曜日、新潟には猛烈な雨が降りました。
ちょうど私が外にでたときも、それはもう猛烈な雨でして。
そのとき履いていた…
こいつがグチャグチャになりました。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
防水スプレーしてあるし大丈夫でしょう!と思って雨の中履いたわけですが…
数日たって…
写真だとよくわかりませんが、細かい雨ジミがついちゃいました。
私特有のここのシワにも、雨ジミというか…濃い色のラインがはいりました。
わかりますかね?
確かに、前回防水スプレーを施したのがいつ頃だったのか、いまいち思い出せない。
実はけっこう前かもしれません。
防水効果はとうの昔に失われていたんでしょう。
痛恨の極み。
というほどでもないですが、やはり雨ジミのついたドレス・シューズは少しみっともないわけで。
思い切って洗っちゃいます。
ついでに…
こことか、
ここのデニムの色移りも薄くできれば儲けもの。
それでは始めていきましょう。
用意するもの。
・MOWBRAY SUEDE&NUBUK SHAMPOO
・P-WIRE BRUSH(スエード用ブラシ)
・柔らかいスポンジ
・水
でございます。
紐を外して、
全体をブラッシング。ホコリをとります。
スエード・シャンプーに書かれている使用法を熟読。
いちいち読まなくても作業を進められるように、頭に流れを叩きこみます。料理と一緒。
靴全体をスポンジで湿らせます。
濡れている部分と濡れていない部分があると、洗ったあとムラになっちゃいますから、必ず均一に濡らすこと。
次にスポンジにシャンプーを数滴とって、泡立たせます。
豪快に洗い上げていきます。
泡で洗う感じですな。洗顔と一緒。
躊躇なしで、ガンガンいきましょう。
泡がなくなるまでスポンジで全体をクリーニング。
で、泡が消えたら、表面に残っている汚れ成分を、固~く絞ったスポンジで拭き取ります。
こんな感じ。
そして…
シューツリーを入れて形を整えて乾かします。
ちなみにこの時の左右の違いは…
こうです。左がビフォー。右が洗った直後の乾燥前。
何回やっても、この「スエード靴がビチャビチャな状態」ってのはイヤなものです。
ビビリます。
ビビりまくります。
特にこのへん。
「あれ?俺もしかして…やっちまってるか?」という心境です。
むむむ。
ただ、片方は洗ってしまったので、もう片方もやらないわけにはいきません。
右足もガンガン洗ってやりましょう。
で、こんな感じ。
この辺の濡れた感じが、なんだかハラハラします。
…。
で、両足とも洗い終えたら、風通しの良いところで陰干し。
乾くのを待ちます。
すでに最初に洗った左足は乾き始めてますね。
…数時間後。
乾いたっぽいです。
写真で伝わるかが微妙なところですが、雨ジミは見事に消えました。
そしてデニムの色移りも見事に薄くなりました(もちろん完全には消えません)。
そして何より、全体的に煤けてたような感じだったのが、サッパリ綺麗に。
効果てきめん!!!
男は黙って!!
スエード・シャンプー!!
男は黙って!!
スエード・シャンプー!!
で、今の洗いあがりの状態だと、革に栄養と潤いがなくなってしまっているので…
WOLY SUEDE COLOR FRESHを拭きかけて、栄養を与えます。
スエードといえども、そこは“革”。
ときどき栄養を与えないといけません。
ここにさらに防水スプレーをかけて、フィニッシュ。
紐を通して…
完成。
素晴らしい結果が得られました。
洗う前の雨ジミの“残念な”感じ、途中の革ビチャビチャ状態のハラハラ感、それらが相まって、満足感でいっぱいでございます。
そんなわけで、雨ジミのついてしまったスエード靴をお持ちの皆様、こんな感じで思いっきり洗い上げてやるのもオススメです。
ただ、レッドウィングなどのワーク・ブーツはあまりキレイにしすぎない方が良いと思います。
かえって味気ない雰囲気になっちゃいますからね。
あとは、必ず容器に書かれた「使用法」をよく読んで使ってください。
このブログだけ読んで挑戦すると、たぶん失敗します。
1から10まで詳細にお伝えしているわけではなく、細かい部分は少し端折ってますから。
というわけで「久しぶりにスエード靴を丸洗いしてみました。」でした。
ありがとうございました。
それでは、また。
カタギリ