みなさん、こんにちは。141です。
前回からの続きです。
少し長くなりますが、どうぞお付き合いください。
海岸沿いの道を快調に飛ばします。
ここら辺になると、ダンゴ状態から大分ばらけてきて、走りやすくなります。
8時13分、10キロ地点の西総合スポーツセンターにとうちゃこ。
ポカリのサービスを受けます。
角田山を奥に見据えながらすすみます。
この先カーブ・ドッチがあるところです。
9時7分、27キロ地点の上堰潟公園にとうちゃこ。
トイレとパン・果物を受け取る列が長かったので、ここは補給を受けずにスルーしました。
まだまだ、余裕であります。
ここでも、多くの方に話かけられ、ず~っとしゃべりっぱなしです。
話すのはキライではないので、脚よりも口のほうが回っているくらいです(笑)。
そそくさと出発します。
あ~ビール飲みてぇ。
もしかして痛風なんじゃないかと気にして、しばらく節酒していたのであります。
10時20分 50キロ地点の白根カルチャー・センターにとうちゃこ。
ここでは、持参のハンティング・チェアに座ってバナナ・タイム。
意外とイスを忘れたかたが多いのに驚きました。
141は日本偽善者協会会員でもありますので、もちろんポカリもマイ・カップでね。
さて、今度は小須戸の街を抜け
10時53分 57キロ地点、うららこすどにとうちゃこ。
ここでも、マイ・シェラカップとマイ・お箸で。チーム・エコです。(ホントはエロです)
カップは佐渡ツーリングにも持っていったやつです。
あちらこちらから、少ねぇ~、という声があがっていましたが・・・・
・・・・よく考えてみれば安い参加費(保険込みで3000円)しかも、スタッフはみなボランティアです。
そして、マラソンと違って120キロもの距離を管理するわけですから。
少ない予算を削って削ってのギリギリのイベントの運営・・・・
・・・・ご飯を頂けるだけでもありがたいことです。
20年前のツーリング日記にも
ちゃ~んと書いてあります。
しかし魚卵系は痛風に一番悪い食べ物なんだよね(笑)。
もしどうしても豪華な食事が必要なら、参加費を20000円くらいにして
各チェック・ポイントでは一流シェフが腕を振るい、アンティパスト~イルモ~セコンド~コントルノ~ドルチェとチェックポイントごとに食をすすめていくってのはどうでしょう?
となると、参加者全員タキシードかな?ということは午後5時スタートで・・・・
・・・・どうしても話がオーバーですみません。
それから、この川沿いの道をすすみます。
ここは追い風が爽やかで走りやすかったです。
この辺で、回りの雰囲気が少しづつ変わりはじめます。
最初は『完全な色物』として見られていたO.S.☆141でありますが・・・・
・・・なかなか差が広がらない。
『早々にリタイヤするとおもったけど、まだまだついてくるぜこのオッサン』
差が広がるところか、疲れ初めているのはロードに乗った若者の方。
ヘヘヘ、スピードは出ないけど、じっくりネチネチ・ジワジワと攻めるのがオヤジのテクニックなのさ。
それに、痛風気にしてここしばらくは酒抜いてるしな!
12時4分 77キロ地点 横越体育館にとうちゃこ。
さっきは減らず口を叩いていましたが、ちょっと疲れてきました。
この数日前にチビタロウに『モモカン』をされた左足をかばって漕いでいたせいか、逆の右足が痛み出してきました。
チビタロウの顔が浮かびます。
よりによって足に攻撃とは。
いつも手加減せぇ、と言ってるのに。
今さら愚痴を言っても始まりません。
さぁ、気分を変えて、弾き語りでもしましょう!
もちろん曲はコレ
体育館を出発すると
ず~と向かい風。
道も単調で、心が折れそうになります。
前にも後ろにも人の姿が見えなくなり、ヒトリ・オン・ザ・ロードbyジャック・ケルアック状態であります。
遠くに名も知れぬ山、そして美しい水田が広がります。
ボ~っとなった頭の中で禅問答が始まります。
ヒトは何故山に登るのか?
そこに山があるから。
何故山があるのか?
それはヒトが登るから。
何故ソコに水田があるのか?
それは米が食いたいから。
何故米が食いたい?
それは、腹が減るから。
禅問答ではなく、珍問答になってきました。
なおもヒトリ漕ぎ続けると、後ろに積んであるマーチンD45が141の脳内で鳴りはじめました。
ジャジャジャジャジャジャジャジャン ジャジャジャジャジャジャジャジャン
あいわなり~ぶ、あいわな~ぎぶ~
こんな時に浮かんでくるメロディは、やっぱりマニアックなものではなく大メジャーな曲です。
O.S.☆141の『孤独の旅路』は続きます。
街から海~郊外~里山と自分の脚で移動するといろんなことが、アタマに浮かんできます。
1時、88キロ地点、豊栄の遊水館にとうちゃこ。
周りの方々の眼が変わってきました。
『このちゃらちゃらしたオヤジに負けては恥だ』と。
もちろん、タイム・レースではありません。
安全に景色を楽しみながら走るのが第一の目的です。
でもオレが逆の立場だったら、やっぱりTシャツのバックの『オバスパ協会』のプリントは拝みたくないです(笑)。
ドンもしぶとくついてきます。
持久戦の様相を呈してきました。
安藤忠雄設計の豊栄中学校横を抜けます。
そういえばこの前で安藤忠雄コスプレしたっけ。
『ゆっくりね』って、コレ以上スピード出せんわ、このボケが!
疲れのせいか気が荒くなってきました。
この橋、阿賀野川を渡れば最終チェック・ポイントです。
あともう少し・・・あともう少し・・・
係員に誘導され角を曲がると
大声援が聞こえます。
サングラスの奥がジ~ンと熱くなってきました。
100キロ走って休憩まですぐそこなのに、なぜか立ちこぎです。(でも写真は撮ります(笑))
さっきまでは、お前たちのことちょっぴり恨んでいたけど(モモカンされて)
おまえたちは日本一の家族だ!
いや、ちょっと大げさか、じゃあ
新潟一だ!
それもほめ過ぎちゃん?やっぱり
町内一の家族だ
こうしてみんなに応援してもらってお父さんは幸せものだ。
なんと、141ファミリー&毛玉1号2号は、ここでオレのとうちゃこを待って一時間以上も、見ず知らずの人に応援をしていたのだ。
けっこう、この応援を受けて上がったでしょ?みなさん。
そして、このヒトたちが応援しているのはどんな人だろうと、取材陣が待ってたらきたのが
コレです。
クイズダービー、いや新潟日報から取材を受けました。
篠沢教授に全部、せ~の~ドン!
ここでパワーをもらったオレは激走。
しぶとくついてくるロードのあんちゃんたち(ここでは形勢が完全に逆転)を振り払いにかかります。
オレが選んだのは、山岳ステージ。
いくら見た目より漕ぎが軽いワタシのチャリでも、坂道になるととたんにヘェーヘェーハーハー、火野正平状態になります。
だったら、敢えて一番苦手な登り坂で勝負じゃ。
必死に漕いで後ろを振り返ると彼等の姿はありませんでした。
オレも根性悪いな~、とおもいつつもコレが人生の厳しさじゃ~とさらにハイテンション。
最後にこの
トンネルの階段を抜ければゴールは目前
この曲の後半の盛り上がりのように激走です。
漕いで漕いで漕ぎまくる。ペースもへったくれもありません。
そして、3時5分ゴール。無事120キロ走り切りました。
ドンも無事ゴールです。
こんなロードの10倍くらいある太いタイヤで完走とはタフなやつです。
この2ショットを見てあるかたが言いました。
『来年はこの太いタイヤでこの大荷物積んで走ったら?』
それはカンベンしとくれ~!!!
最後は完走の美酒・バーボン一気飲みじゃ~。
ホントは家に帰ってCOEDOビール。
KNIさま、FKMTさまごちそうさまでした。ビールの味はほろ苦く、心に深く沁みました。
痛風検査も全く異常ナシ。
さすが名医の見立て通りでした!
家族みんなで、今日のニュースをチェック。
目立とう根性の141家はNHK&NSTで放映されました。
でも、これで1日充分楽しめました。
141家はなんとかランドとか、なんとかスタジオなんかぜ~んぜん関係ないね(笑)。
関係者のみなさま、参加者のみなさま、ほんとうにありがとう&オツカレサマデシタ。
ワタシが一番疲れた部分は『口』でした。
ず~としゃべりっぱなしでしたから(笑)。
あの佐渡のおばあちゃんに、少しは近づけたような気がしました。
おしまい。
O.S.☆141
前回からの続きです。
少し長くなりますが、どうぞお付き合いください。
海岸沿いの道を快調に飛ばします。
ここら辺になると、ダンゴ状態から大分ばらけてきて、走りやすくなります。
8時13分、10キロ地点の西総合スポーツセンターにとうちゃこ。
ポカリのサービスを受けます。
角田山を奥に見据えながらすすみます。
この先カーブ・ドッチがあるところです。
9時7分、27キロ地点の上堰潟公園にとうちゃこ。
トイレとパン・果物を受け取る列が長かったので、ここは補給を受けずにスルーしました。
まだまだ、余裕であります。
ここでも、多くの方に話かけられ、ず~っとしゃべりっぱなしです。
話すのはキライではないので、脚よりも口のほうが回っているくらいです(笑)。
そそくさと出発します。
あ~ビール飲みてぇ。
もしかして痛風なんじゃないかと気にして、しばらく節酒していたのであります。
10時20分 50キロ地点の白根カルチャー・センターにとうちゃこ。
ここでは、持参のハンティング・チェアに座ってバナナ・タイム。
意外とイスを忘れたかたが多いのに驚きました。
141は日本偽善者協会会員でもありますので、もちろんポカリもマイ・カップでね。
さて、今度は小須戸の街を抜け
10時53分 57キロ地点、うららこすどにとうちゃこ。
ここでも、マイ・シェラカップとマイ・お箸で。チーム・エコです。(ホントはエロです)
カップは佐渡ツーリングにも持っていったやつです。
あちらこちらから、少ねぇ~、という声があがっていましたが・・・・
・・・・よく考えてみれば安い参加費(保険込みで3000円)しかも、スタッフはみなボランティアです。
そして、マラソンと違って120キロもの距離を管理するわけですから。
少ない予算を削って削ってのギリギリのイベントの運営・・・・
・・・・ご飯を頂けるだけでもありがたいことです。
20年前のツーリング日記にも
ちゃ~んと書いてあります。
しかし魚卵系は痛風に一番悪い食べ物なんだよね(笑)。
もしどうしても豪華な食事が必要なら、参加費を20000円くらいにして
各チェック・ポイントでは一流シェフが腕を振るい、アンティパスト~イルモ~セコンド~コントルノ~ドルチェとチェックポイントごとに食をすすめていくってのはどうでしょう?
となると、参加者全員タキシードかな?ということは午後5時スタートで・・・・
・・・・どうしても話がオーバーですみません。
それから、この川沿いの道をすすみます。
ここは追い風が爽やかで走りやすかったです。
この辺で、回りの雰囲気が少しづつ変わりはじめます。
最初は『完全な色物』として見られていたO.S.☆141でありますが・・・・
・・・なかなか差が広がらない。
『早々にリタイヤするとおもったけど、まだまだついてくるぜこのオッサン』
差が広がるところか、疲れ初めているのはロードに乗った若者の方。
ヘヘヘ、スピードは出ないけど、じっくりネチネチ・ジワジワと攻めるのがオヤジのテクニックなのさ。
それに、痛風気にしてここしばらくは酒抜いてるしな!
12時4分 77キロ地点 横越体育館にとうちゃこ。
さっきは減らず口を叩いていましたが、ちょっと疲れてきました。
この数日前にチビタロウに『モモカン』をされた左足をかばって漕いでいたせいか、逆の右足が痛み出してきました。
チビタロウの顔が浮かびます。
よりによって足に攻撃とは。
いつも手加減せぇ、と言ってるのに。
今さら愚痴を言っても始まりません。
さぁ、気分を変えて、弾き語りでもしましょう!
もちろん曲はコレ
体育館を出発すると
ず~と向かい風。
道も単調で、心が折れそうになります。
前にも後ろにも人の姿が見えなくなり、ヒトリ・オン・ザ・ロードbyジャック・ケルアック状態であります。
遠くに名も知れぬ山、そして美しい水田が広がります。
ボ~っとなった頭の中で禅問答が始まります。
ヒトは何故山に登るのか?
そこに山があるから。
何故山があるのか?
それはヒトが登るから。
何故ソコに水田があるのか?
それは米が食いたいから。
何故米が食いたい?
それは、腹が減るから。
禅問答ではなく、珍問答になってきました。
なおもヒトリ漕ぎ続けると、後ろに積んであるマーチンD45が141の脳内で鳴りはじめました。
ジャジャジャジャジャジャジャジャン ジャジャジャジャジャジャジャジャン
あいわなり~ぶ、あいわな~ぎぶ~
こんな時に浮かんでくるメロディは、やっぱりマニアックなものではなく大メジャーな曲です。
O.S.☆141の『孤独の旅路』は続きます。
街から海~郊外~里山と自分の脚で移動するといろんなことが、アタマに浮かんできます。
1時、88キロ地点、豊栄の遊水館にとうちゃこ。
周りの方々の眼が変わってきました。
『このちゃらちゃらしたオヤジに負けては恥だ』と。
もちろん、タイム・レースではありません。
安全に景色を楽しみながら走るのが第一の目的です。
でもオレが逆の立場だったら、やっぱりTシャツのバックの『オバスパ協会』のプリントは拝みたくないです(笑)。
ドンもしぶとくついてきます。
持久戦の様相を呈してきました。
安藤忠雄設計の豊栄中学校横を抜けます。
そういえばこの前で安藤忠雄コスプレしたっけ。
『ゆっくりね』って、コレ以上スピード出せんわ、このボケが!
疲れのせいか気が荒くなってきました。
この橋、阿賀野川を渡れば最終チェック・ポイントです。
あともう少し・・・あともう少し・・・
係員に誘導され角を曲がると
大声援が聞こえます。
サングラスの奥がジ~ンと熱くなってきました。
100キロ走って休憩まですぐそこなのに、なぜか立ちこぎです。(でも写真は撮ります(笑))
さっきまでは、お前たちのことちょっぴり恨んでいたけど(モモカンされて)
おまえたちは日本一の家族だ!
いや、ちょっと大げさか、じゃあ
新潟一だ!
それもほめ過ぎちゃん?やっぱり
町内一の家族だ
こうしてみんなに応援してもらってお父さんは幸せものだ。
なんと、141ファミリー&毛玉1号2号は、ここでオレのとうちゃこを待って一時間以上も、見ず知らずの人に応援をしていたのだ。
けっこう、この応援を受けて上がったでしょ?みなさん。
そして、このヒトたちが応援しているのはどんな人だろうと、取材陣が待ってたらきたのが
コレです。
クイズダービー、いや新潟日報から取材を受けました。
篠沢教授に全部、せ~の~ドン!
ここでパワーをもらったオレは激走。
しぶとくついてくるロードのあんちゃんたち(ここでは形勢が完全に逆転)を振り払いにかかります。
オレが選んだのは、山岳ステージ。
いくら見た目より漕ぎが軽いワタシのチャリでも、坂道になるととたんにヘェーヘェーハーハー、火野正平状態になります。
だったら、敢えて一番苦手な登り坂で勝負じゃ。
必死に漕いで後ろを振り返ると彼等の姿はありませんでした。
オレも根性悪いな~、とおもいつつもコレが人生の厳しさじゃ~とさらにハイテンション。
最後にこの
トンネルの階段を抜ければゴールは目前
この曲の後半の盛り上がりのように激走です。
漕いで漕いで漕ぎまくる。ペースもへったくれもありません。
そして、3時5分ゴール。無事120キロ走り切りました。
ドンも無事ゴールです。
こんなロードの10倍くらいある太いタイヤで完走とはタフなやつです。
この2ショットを見てあるかたが言いました。
『来年はこの太いタイヤでこの大荷物積んで走ったら?』
それはカンベンしとくれ~!!!
最後は完走の美酒・バーボン一気飲みじゃ~。
ホントは家に帰ってCOEDOビール。
KNIさま、FKMTさまごちそうさまでした。ビールの味はほろ苦く、心に深く沁みました。
痛風検査も全く異常ナシ。
さすが名医の見立て通りでした!
家族みんなで、今日のニュースをチェック。
目立とう根性の141家はNHK&NSTで放映されました。
でも、これで1日充分楽しめました。
141家はなんとかランドとか、なんとかスタジオなんかぜ~んぜん関係ないね(笑)。
関係者のみなさま、参加者のみなさま、ほんとうにありがとう&オツカレサマデシタ。
ワタシが一番疲れた部分は『口』でした。
ず~としゃべりっぱなしでしたから(笑)。
あの佐渡のおばあちゃんに、少しは近づけたような気がしました。
おしまい。
O.S.☆141