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PARABOOT “ADONIS” LIS BRANDY / パラブーツのビューティフルなローファーです。(2016.02.21)

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みなさん、こんにちは。カタギリです。

グラミーのケンドリック・ラマー、ヤバかったですね。←若者言葉

ラップに限らず、やはりポップ・ミュージックにはポップ・ミュージックにしかない“役割”ってものがあるんだなぁ、と再認識させられたパフォーマンスでした。

見事。

観終わった後、ちょっと茫然としちゃいましたもん。

スゲーの観たなぁ、って。

興味がある方は動画サイトなどで探してみてください。

歌詞の和訳も調べればすぐでてきますし、そちらも合わせてぜひ。


というわけで、さっそく本題に入ります。

今日ご紹介するのはこちら。

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パラブーツの最新作、ローファーの“ADONIS”です。

ビューティホーですね。

□□□□□□□□□□□□□□

ドレス仕様のグッドイヤー製法で作られたローファーです。

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木型は少しドレス感の感じられるスマートなもの。

ただ、もちろんパラブーツだけあって足入れは抜群に良いです。

見た目のスマートさからは想像できないくらいの足入れの良さがあります。

さすがパラブーツ。

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シャンボードなどのシリーズとは異なる、抑えめなボリューム。

ドレスからカジュアルまで幅広く使えるボリューム感になっております。

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グッドイヤー製法。

こちらもやはり通常のノルヴェイジャン製法と比べると、よりスマートな印象。

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アッパーに使われているのはシャンボードなどでお馴染み、ブランデー・カラーのリス・レザーです。

「え?マジでリス・レザーなのこれ?」

というくらい、キレイですよね。

でもリス・レザーなんです。

ってことは、比較的水に強く、さほど天候を気にせずガンガン履けちゃうってことです。

そう、この雰囲気で。

さすがパラブーツ。←2回目

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カカトまわりの雰囲気もキレイですね。

para 018.JPG
ソールはギャラクシー・ソール。

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同じくドレス仕様のローファー、“DAX”のために開発されたソールです。

パッと見はレザー・ソールのように見えるこのソール、しかしもちろん全天候型。

para 017.JPG
ヒールの積み革もキレイです。

で、DAXと同様に…

para 012-2.jpg
この部分を薄くしています。

これについては以前にもご説明しましたが、改めてもう一度お話しておきましょう!

つまり…

ローファーという靴は紐で締める構造にはなっていないわけです。

なので極端な話、ソールがまったく曲がらない板みたいなものだと、カカトがパカパカ抜けちゃうわけです。

で、ソールがレザー・ソールであれば、履いていくと“返り”がついてきます。

つまりものすごく簡単に言えば、足に合わせて曲がるようになります。

そうなると、カカトがパカパカ抜けることなく、しっかりホールドしてくれるようになります。

ではラバー系のソールだとどうか。

やはりレザー・ソールと違って、“返り”がつかないのでどうしてもパカパカしがちです。

そこでこのギャラクシー・ソールは、ヒールの前の部分を薄くし、“返り”やすくしているんです。

…伝わりますかね?

もし「分からん!!」もしくは「読むのがめんどくさい!!」という方がいらっしゃれば、その方々には、

ローファーを履きやすくするために開発された、ローファー用のソールです!

とだけ言っておきます。

良いソールです!!

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ビューティフォー。

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ビューティフォーです。

ジャケパンはもちろん、デニムやチノ、カーゴなどカジュアルでも格好良いと思います。

タナベやイシイのように、ちょっと濃いめのクリームを塗って深みをだしていくのもアリ。

PARABOOT “ADONIS” LIS BRANDY ¥75,600

傑作だと思います。


◎我らがオエイスィッス(oasis)の若かりし頃 
クラシックが好きだろうが、ブラジル&アルゼンチン方面が好きだろうが。

オーガニックな感じの女性シンガー(という表現に鳥肌が立ちそうですが)が好きだろうが。

ケンドリック・ラマーやディ・アンジェロが好きだろうが。

結局一番「♪ヒャッホーゥ」となるのは、恥ずかしながらoasisだったりするカタギリです。

これはもう仕方がない。

そういう時代に青春を送っちまったもんですから。

呪縛に近いですね。

『Definitely Maybe』から『(What's the Story)Morning Glory?』、そして『Be Here Now』から『The Masterplan』までの流れというものにはどうしたって抗えないです。

で、そんなoasisに人生を変えられた恥ずかしい私のアホな魂が、久しぶりに「ボコボコ」と、ティファールばりに沸き立ちました。


オアシスのグランストンベリー初出演(94年)の映像です。

時期的には『Definitely Maybe』のリリース前、シングルは「スーパーソニック」と「シェイカー・メイカー」だけ、というド初期の頃です。

いや~沸き立つわぁ~

この“格好悪さ”、“ヘタさ”が最高に格好良いわぁ。

結局私にとっては、オアシスは「格好良く」「演奏が上手く」なっちゃったら“違う”んです。

さすがにドラムはトニー(映像で叩いている初代ドラマー。ヘタすぎてノエルに殴られた上にクビになったかわいそうなヤツ)よりアラン・ホワイトの方が良いですが。

普段着の、ほどほどな演奏力の労働者階級のあんちゃん(Vo.はフーリガン)たちが、とんでもない名曲を歌って世界を変えていく。

その痛快さがoasisなんじゃないか。

そう思うわけです。

そう考えると、ドラムだってトニーで良いんじゃないか、って気になってきましたな。

前にもお話した気がしますが、私は「ロック」というジャンルに関して言えば、場合によっては演奏力・歌唱力はどうでも良いと思っています。

惹きつけられる魅力があれば。

そういう意味ではこのころのオアシスほど魅力的なバンドってのはなかなか無いと思います(だからモンスター・バンドに成長していったんでしょうけど)。

ちなみにこのときのステージはOther Stageっていう小さいところで、このときのこのステージの他のメンツはパルプとブラーだったそうです。

それまたスゲー。

この年のヘッド・ライナーはピーター・ガブリエル(ゲイブリエルともいう)やポール・ウェラーだそうです。

へぇ~×3。

この1週間で上の映像を何回見たか分からないくらい見ました。

きっとこれからも見まくると思います。

お好きな方は是非。

それにしてもカメラはトニーを映し過ぎなんじゃない?


というわけで、きょうはここまで。

ありがとうございました。

それでは、また。

カタギリ

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